British embassy villa memorial park
英国大使館別荘記念公園は、中禅寺湖の豊かな自然や国際避暑地の歴史とのふれあいが楽しめる公園です。
明治中頃から昭和初期にかけて、中禅寺湖畔には各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地としてにぎわいました。
園内の建物は、英国の外交官で明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウの個人別荘として明治29年(1896年)に建てられ、その後、英国大使館別荘として長年使われてきた姿に復元したものです。
内部では、国際避暑地としての歴史や当時の英国文化について紹介しています。
また、2階の広縁からは、サトウが愛した中禅寺湖畔の「絵に描いたような風景」を満喫できます。
奥日光をこよなく愛したアーネスト・サトウ。明治5年(1872年)にこの地を初めて訪れ、3年後には英文のガイドブック「日光案内」を刊行し、広く日光の姿を紹介しました。
明治29年(1896年)には、自分の山荘を中禅寺湖畔の南岸に建て、好きな登山や植物採取などを楽しんだようです。この山荘にはイザベラ・バードも滞在し、友人あての手紙に「山荘から眺める風景の素晴らしさ」を綴っています。のちに山荘は英国大使館別荘となり、平成20年(2008年)まで利用されました。
サトウが愛した中禅寺湖畔と英国の文化を心ゆくまでご堪能ください。
明治維新に大きな影響を与え、明治29年(1896年)にこの別荘を建てた彼の生涯を紹介します。
国際避暑地の歴史や奥日光の豊かな自然、サトウの次男で植物学者の武田久吉博士、サトウがこの場所を別荘として選んだ理由や建物の特徴などを紹介します。
サトウが活躍した時代、英国はヴィクトリア朝時代であり、文化・芸術が花開いた黄金期。
手仕事の復興と産業デザインの改良を目指す「アーツ・アンド・クラフツ運動」などを紹介します。
2F英国文化交流室
ここではかつて中禅寺湖畔に花開いた国際避暑地の文化体験ができるスペースです。
「南4番Classic」では、駐日英国大使館シェフの監修を受けたスコーンと紅茶のセットなどが召し上がれます。
別荘2階からの眺めとあわせ、お楽しみください。
記念公園と同じ
ワーケーション利用も可能です。(有料)
希望されます方は、日光自然博物館にお電話でご予約をお願いいたします。 (TEL:0288-55-0880)
・東武鉄道「浅草駅」から特急スペーシア、リバティで「東武日光駅」下車
・JR「新宿駅」からJR・東武直通特急で「東武日光駅」下車
・東北新幹線「宇都宮駅」からJR日光線「日光駅」下車
東武バスでJR日光駅発、東武日光駅経由「中禅寺温泉・湯元温泉行き」で「中禅寺温泉」下車、徒歩約35分
※歌ヶ浜行き運行期間(10月1日~11月12日)は「遊覧船・立木観音」下車徒歩約10分
※半月山行き運行期間(10月1日~11月12日)は「イタリア・英国大使館記念公園」下車徒歩5分
東北自動車道、宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、清滝IC、いろは坂経由約50分、
県営歌ヶ浜駐車場(有料)から徒歩約10分
有料駐車場の詳細はこちらをご覧ください
※湖畔沿いの市道は、自然環境保全のため一般車両の交通規制をおこなっています。
ぜひ歩いてご来園ください。
中禅寺湖遊覧船「大使館別荘記念公園桟橋」より徒歩約5分