日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

    2006.10.15
    撮影マナー

    本日の午前中は、他のスタッフに赤沼自然情報センターをお願いして赤沼付近で野鳥を中心に情報収集。マヒワやアトリといった冬鳥がちょこっとだけ来ているかと思ったらまだ夏鳥であるノビタキがいたり、渡りの途中で通過してゆくマミチャジナイなんて鳥と出会えたりと、やっぱり外はいいなァなんて思っいながら国道沿いを行くと何か変な場所が…。

    Akanuma06_10151

    近くによってみると…

    Akanuma06_10152

    おおっ、がしゃがしゃ踏みつけた跡が!

    ふと目を上げてみると…

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    こないだまではヨシにさえぎられて見通しがきかなかった所なのに、いい景色が見える!!

    そういえば、今朝は戦場ヶ原に霜が降りて、この辺で頑張ってるカメラマンを見たような気がするなぁ。う~ん・・・。

    これが本当にカメラマンの仕業かどうかは言い切ることは出来ませんが、赤沼自然情報センターにいると、入ってはいけないところに入りこんでいるカメラマンに注意したら『俺はいいんだぁ、文句あるかぁ』なんていった奴がいるとかなんだとか、いろいろな話を耳にします。そう言えばワタスゲの時期の戦場ヶ原では湿原に入り込んで写真をとる人がいまだにあとを絶ちませんね。戦場ヶ原・小田代原と同じように特別保護地区に指定されている竜頭ノ滝も然りです。

    風景であれ植物であれ自然をテーマにした写真は当然ながら良い自然があってナンボ。なのに、その自然を平気で損ないながら自然写真を撮るケースが結構目立ちます。世の中『エコだぁ』『エコなんだョォ』なんてやってる割には、まだまだ『エゴだぁ』『エゴなんだぞォ』の部分も多いようで・・・。

    ついでに・・・人が歩くためにある木道の上に三脚を立てて撮影中の女性カメラマンがハイカーに向かって『ゆれるから歩かないでョ!』と言い切ったなんて話も聞こえてきたりします。いろいろな人が利用する場所では人に対するマナーすら守れないようでは@@@@@@@(適当な文字を入れてみよう)ですよね。よーく考えてほしいなぁ。

    以上、こんな仕事しているせいで(?、多分性格)素直に外歩きを楽しめない(仲)でした。せっかくすっごくいい青空だったのに…。