戦場ヶ原といえばいうまでもなく湿原。湿原といえば自然が豊かできれいな花がいろいろ咲いていて…というイメージではありませんか?もちろん、それは間違いではありません。
だけど、湿原には隠れた主役がいるのです。たぶん、彼ら(彼女?)はみんなから「くさ」と呼ばれることが一番多いと思います。
湿原に一番たくさんあって、なのに目立たない。それはスゲの仲間たち。そんな彼らが目立つのが今の時期です。
上の写真、細長い葉っぱに混じってなんだか毛虫みたいのがぶらさがっています。これがスゲの仲間の花です。1年のうちこの時期にしか見られません。スゲの仲間はこれだけではありません。
下の写真もスゲの仲間の花です。 まるで違う仲間の花みたい。スゲの仲間ってたくさんの種類があって、スゲだけで図鑑ができちゃうくらいなんです。スゲだけにすげぇ…(さむい)
戦場ヶ原をちょっと歩いただけで、ここでは紹介しきれないくらいたくさんのスゲの花に出会うことができました。
こんなつつましい彼らをみていると面白いだけじゃなくて、なんだか応援したくなってしまうのです。
(のん)