ハイキングコースの様子は戦場ヶ原と似たようなもの
日陰を中心に足首が隠れるくらいの積雪があります
ぐるっと一周歩くうちにこんなものが
木にはこんなリボンがぶら下がってる
これらは、雪が積もって木道や柵が見えなくなったときのルートサインと湿原への立ち入りをふせぐ柵なのです
冬の利用者の間には、雪が積もるため
「雪が積もってれば植物だって傷まないだろ?大丈夫だよ」
とか
「道が見えないなら湿原を横切ればいいじゃない」
とかいう意見があるのです
さらには
「(立ち入りは問題ないから)貴婦人にさわりに行けるんだ!」
などの話しもあるのです
確かに雪が積もればじかに植物や土を踏むことはなくなるけど・・・
・戦場ヶ原や小田代原は吹きさらしで比較的積雪が少ないこと
・人気があるのでたくさんの人が入り込む
・ついた足跡をなぞって歩く人が多いため、踏みつける場所は集中する
などの理由から、湿原内に立ち入らないでほしいというのが、地元関係者の考えなのです
以前から、立ち入りについてその場で声をかけたりしていたけど、現場の目印がないのも問題だぁということで、環境省のボランティア団体がサインの設置を数年前から始めたというわけ
冬の利用は夏ほど厳しいルールに縛られず自由にアレコレできるのがいい!という意見はよくわかります
((も)だって利用者の一人だし、冬が好きなのですよ)
地元の受け入れ態勢が整ってなくて駐車場やトイレなど不便なことが多くて、申し訳ないとも思います
でも、奥日光の冬の利用は、年々人も増えてにぎやかに、使われるフィールドも広がってきています
冬だから、雪が積もってるから何でもあり!では済まない時期に来ていると思うんだなぁ
だから、奥日光の自然を楽しむ人みんなに、このことについて考えてほしいのです (も)
ちなみに、関係者が考えてひねり出したガイドマップも赤沼のトイレやレンタルショップで無料配布中
日光自然博物館のHP「奥日光 冬のガイド」からもダウンロードできます
ぜひご利用を!