「ヤブジラミ」
この植物の種はいわゆる「くっつき虫」、動物の毛などにくっついて遠くに運んでもらうという戦略です。名前はこの種の形と衣服などにくっつく様が、寄生虫の「シラミ」みたいなのでついたそうです。
確かにわかりやすい名前ではありますが、あまり良いイメージではないですね。
世の中には何かに見立てて名前がつけられた生き物はたくさんいますが、こんな風に可愛くない名前をつけられてしまったものもあるんです。
花は可愛らしいんですけどね。
一方こちらの花は「アケボノソウ」。
花びらの模様を夜明けの空に見立てて名がつけられたそうです。
他の生き物などに見立てた名前に比べると少しわかりにくいですが、花の模様から夜明けを連想する感性が素敵ですね。
このように名前の由来を調べてみると、おもしろいエピソードがあったり、名前を覚える助けにもなるのでオススメですよ。(しょ)