今日もインターンシップの学生からレポートさせていただきます。
昨日の3人とは別の、なかよし男3人組です。
(はた)さんと(も)さんに同行してもらい、西ノ湖までの道を散策してきました。
そのときに心に残った生き物について紹介します。
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まず最初に見つけたモノは道端の綺麗な果実・・・
ではなく、ジュウジナガカメムシの群れでした。
近くで見ると迫力十分の存在感を放っていました。(大貫)
さらにてくてく歩いていくと・・・
足元でガサガサと何かがうごめいていました。
ジムグリという赤っぽいヘビが必死に草むらへと逃げ込んで行きます。
健闘むなしく捕獲。
すべすべひんやりの手触りで、目はつぶらで意外とかわいかったですよ。
逃がした後、手の匂いを嗅いだら、なぜかエビの匂いがしました。(勝村)
しばらく歩くと、両側にシカ柵がありました。
それを抜けると人気のない神秘的な雰囲気の中に、西ノ湖が姿を現しました。
湖畔には人よりもシカの足跡がたくさんありました。
シカにとって、ここはオアシスかもしれません。
その足跡をのぞいてみると、シカの靴下の落し物がありました。
いえいえ、本当は足跡の中に張られた小さなクモの巣に水滴が光っていたんです。
小さな生き物からの贈り物がいろんなところにあるんですね。(倉持)
みなさんも森で出会う小さなものに目を向けると少し嬉しい発見があるかもしれません。
ぜひ西ノ湖へつづく道まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
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日光自然博物館では、地元宇都宮大学のインターンシップを受け入れています。
今回の記事は、情報収集&発信の実習の一環で作成したものです。 (も)