皆さん、はじめまして!
今年度より、自然解説員の仲間入りをしました。(たか)です。よろしくお願いします。
今日は、中禅寺湖の岸釣りの解禁日です。早朝から多くの釣り人が中禅寺湖に釣り糸を垂れていました。初日の釣果はどうだったのでしょうか。
私は新人研修をかねて、小田代原および泉門池の自然情報収集を行ってきました。木道はまだ雪に覆われている場所も多く、所々によっては足を滑らす場面もありました。
残雪の小田代原で、ふと耳をすますといろいろな音に気づかされます。風に揺られるミヤコザサ、混群で楽しそうに会話する野鳥の声、私たちが踏み固める雪の音、今にも倒れそうな立木が風を受け止めている音などたくさんの音がありました。見るだけでなく、耳で自然を感じる。こういった楽しみ方も自然観察の魅力だと感じました。
そんな自然の魅力に惹きこまれていたところ、こんな風景(下の写真、中央部にペットボトルがあります!)を見かけました。
これが目に入った瞬間、ふと我に返り、奥日光におけるヒトの存在というものを感じました。フィールドマナーを守ることは、簡単なようで難しいということをこの風景が代弁してくれていると感じました。私は、自然解説員の仕事を通して、自然が発するメッセージをより多くの人々に伝えていきたいと考えています。(たか)