来月からいよいよ本格的に始まるガイドシーズンに向けて、
奥日光で活動されている他機関の方々と共に
応急手当講習会を受講しました。
特に今年は、搬出方法や三角巾の使い方、
止血方法など実用性のある内容が盛りだくさん。
基本となる、AEDの使用方法や心肺蘇生法も演習を通して、
しっかりとその手順を確認することができました。
万が一の時にも冷静に対応できる自信が
ついたのではないでしょうか。
講習後には、本日運行を開始した中禅寺汽船に乗船してきました。
天候は、あいにくの雨でしたが、
乗り場では、多くの方が乗船を待っていました。
今日は中禅寺湖から眺める風景は、おあずけかな…
と思っていたのですが、それほど視界は悪くなく、
男体山のふもとまではっきりと見ることができました。
そんな男体山のふもとを眺めていると、赤色や黄緑色が
目に入ってきました。下の写真をよ~く見てくださいね。
その正体は何かというと…まずは赤色。
赤色は、ダケカンバなどのカンバ類の枝先にある
芽鱗(芽を包んでいる皮)が膨らみ(開き)始めたようです。
他の木々も枝先が赤色になっていて、
うっすらと山の斜面が赤く染まっている様子は
まるで春の紅葉のようでした。
続いて、黄緑色の正体は…というと、
広葉樹の枝先にちゃっかり生えているヤドリギという植物なのです。
どうして、こんなところに生えているのか???
その答えはというと…皆さんへの宿題にします♪
南岸の湖畔には、まだまだ雪が残っている中禅寺湖ですが、
この時期に遊覧船に乗るときには、こんな楽しみ方も
あるので、ぜひ注目してみてくださいね。(たか)