日光自然博物館では、本日から新しい企画展が始まりました。
毎冬恒例となった地元の歴史研究家による【地域の記憶展】のシリーズです。(昨年の開催内容についてはコチラ)
100年近く前、避暑のため毎夏のように中禅寺湖畔にあるフランス大使館別荘を訪れていた大使館員でガロアという方がいました。昆虫採集を趣味とした彼が中禅寺湖畔の森で発見した「ガロアムシ」という虫にその名前が残っています。
この企画展では、そんなガロア氏ゆかりの品や、ガロア氏と交流のあった方が残したチョウの標本等を展示。
これらを通して当時の人々の虫へのまなざしを感じていただければと思います。
なお、標本には近年博物館職員では見ていないような種類も混ざり、奥日光地域の昆虫相の変化も感じられてしまうかもしれませんよ。
ぜひ、お越しください。(はる)
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開催概要
企画展名 : 【地域の記憶展】 虫への視点
場 所 : 日光自然博物館1階ギャラリー(有料スペース)
期 間 : 12月6日(木) ~ 3月末まで
※月曜および月曜が祝日の場合はその翌日が休館
開館時間 :10:00~16:00
協 力 : 中宮祠自治会、中宮祠・中禅寺百年を語る会