日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2013.02.15
あっちゃこっちゃ

イベント下見で光徳へ。そのついで…と言ってはアレですが、あちらこちらレポです。結構真面目に雪が降っている中の写真なので、色気がないのはご愛嬌ということでお付き合いください。

まずは光徳沼。(そういえば真冬の光徳沼って、今まであまりご紹介してませんでした。すみません)

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雪が多くなってくると北側の谷地坊主たちがすっかり埋もれてちょっとさびしい。でも周辺の斜面上の雪を乗せた木々の雰囲気と合わせると中々良い感じ。

ここまでは光徳無料駐車場からチョイと歩けば見に行けるのですが、沼周辺にはクロスカントリースキーのコースが切られています。歩きやすそうだからってコース上を歩いて穴だらけにするのはマナー違反…ご注意を。

ついで戦場ヶ原(赤沼~青木橋手前の見晴ポイント間)

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周辺の積雪量としては60㎝は軽くありそうですが、見てきた部分については、全区間しっかりと踏み固められているのでツボ足でもOK。ただし木道が顔を出しているところはないので、スノーシューで歩きたい!という方はそれでもOK。

でも、戦場ヶ原(ついでに言うと小田代原もね)周辺は冬季も夏道である木道上を歩く、というのが湿原を傷めず楽しませてもらうためのルール。くれぐれも道を踏み外して湿原内に入らないようお願いします。(スノーシュー履いているとやりたくなっちゃう気持ちはわかりますが、アウト!なのです)

で、今日の見晴のポイントの景色はこんな感じ

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ただただ真っ白。天気が良ければ、この雪原の奥に日光を代表する山々、そしてすっごい青空が広がっちゃうはずだったんだけど、雪が止まない、むしろ強くなってゆく…。

でも雪が降り続いているおかげで、

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雪で着飾ったお洒落さんなズミにも会えたり悪いことばかりではありません。どんな日も何かありますね。

で、そんな戦場ヶ原を歩く際に注意していただきたい点がもう一つ。

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木道が雪で見えないので、油断すると木道と木道の間にはまる可能性がある区間も。(そうじゃないところもうっかり踏み外すと結構痛い!)。道脇の杭や人が歩いた痕跡等から安全そうなところをイメージして確実に歩いてくださいませ。

そして最後は竜頭滝。

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氷復活!しかも周りの木に雪が載ってよい雰囲気。今夜風が吹かなければ、明日の朝は最高なんじゃないかしら。

竜頭滝の注意ポイントは先日もお伝えしたので(某ブログでも引用されたし…)大丈夫かと思いますが、

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こんなところからして、滑り台風になっていたりもするので、より一層ご注意を。

で、最後になりますが、今日の雪(中禅寺周辺で10㎝+程度)で明日の朝の路面は結構滑りそうです。奥日光を訪れる予定の方は、慎重な運転+スタッドレスタイヤの装着やタイヤチェーンの携行などの対策をお願いします。(仲)