今年度から、新たに自然解説員6名が博物館に仲間入りし、ただ今ガイドの研修中です。
今回はそのうち3名、秋元大樹、村木朝陽、渡邉道絵が研修中に見つけたものをご紹介します。
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やっと春めいたと思ったら、ここ2、3日で再びすっかり雪化粧をしてしまった奥日光
上の写真は湯滝~小滝間の様子です
木道や露出している木の根も雪をかぶり、滑りやすくなっております
歩く際は足元に十分ご注意ください
でも、下ばかり見ていたらいけません!
光徳を歩いていると、目の前にはレンゲツツジの冬芽が
花言葉は「あふれる向上心」「情熱」
4月という始まりの季節、私も向上心と情熱を持って頑張りたいと思います
(あき)
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寒い冬は、我々ヒトだけではなく、野生の生き物たちにとっても厳しいもの。
しかし、季節は巡り、やがては春を迎えます。
ここ、奥日光地域でも、厳しい冬を耐え抜いた昆虫たちが動き始めています。
↑ルイステントウ(湯元地区)
3~4mmの、小さくてかわいいテントウムシ。
ちょうど私の手に飛んで来ました。
↑ウンモンテントウ(泉門池付近)
ちょっと大きめのテントウムシです。
平地では見られず、やや標高の高い所に生息しているようです。
↑カワゲラの1種(逆川橋付近)
写真は羽化した時の抜け殻で、近くで産卵間近の成虫も見つかりました。
若虫は川の中で成長し、サナギにならずに成虫になります。
↑シータテハ(戦場ヶ原)
翅の裏面(写っていない面)にある「C」型の白い模様が見分けるポイントです。
モンシロチョウやアゲハチョウなどとは違い、成虫で冬越しします。
↑ツチハンミョウの1種(西ノ湖付近)
写真は交尾中のペアで、近くでは産卵も見られました。
身を守るために毒を出すので、いじめずにそっと見守ってやってください。
みなさんもぜひ、懸命に生きる小さな生命を探しに、奥日光にいらしてください!
(T-村)
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はじめまして!
今年度新たに自然解説員に加わりました、“T-村”こと、村木朝陽(ともあき)です。
専門は昆虫で(きゃー)、今回は研修中に出会った虫たちを紹介してみました。
これからもいろいろな自然情報を発信していきますので、よろしく願いします!
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はじめまして、渡邉道絵です。
研修中、地面に目を向けると・・・
巨大しもばしらです!!
何層にも分かれていて、何回にも分けてこんなに大きく成長したのでしょうか?
地面の下にこんなに素敵なものがあるなんて、とても驚きました。
これからも、もっといろいろな所に目を向けて、素敵な自然の現象をたくさん見つけたいです。
(み)