今朝(7/7)、博物館の庭にて。
少し早く出勤した私は、オトシブミを観察していました。
メスはハンノキ類などの葉をかじって裁断し、折り畳んで揺籃(ようらん)を作り、産卵します。
こちらはオス。
首(正確には頭部)が細長いのが特徴で、揺籃は作りません。
「もうちょっと近くへ・・・」
と、一歩踏み出したところで、
バタバタバタッ!
突然、足元で“何か”が動きました。
「うおっ!」
びっくりして、視線を落とすと・・・
正体はスズメ。
幼鳥でしょうか、くすんだ色の羽毛が残っています。
巣立ったばかりはうまく飛ぶことができず、地面でじっとしていることも少なくありません。
無事に育つことを願いつつ、その場を後にしました。
※明らかな事故の場合以外、幼鳥は保護しないでください。
特に巣立ちたての幼鳥は、人に拾われると野生復帰できなくなってしまうことがあります。
(T-村)