日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

    2013.07.14
    『花の小田代原』やっとこさ

    Ohanabatake
    小田代原で、夏の花が咲きそろったようです(やっと)
    この写真に写ってるノハナショウブやイブキトラノオ、(ハナ)ニガナ、ハクサンフウロの他にも

    Noazami_kaika
    代表格のノアザミも開花(やっと)

    Shoubu_to_kifujin_2
    ノハナショウブと貴婦人(撮ってみた)

    他にも、ミズチドリやテガタチドリ、オニシモツケ、キツリフネ等々が咲いてたよ、という話も聞いたので、じっくり歩いてみればもっともっと見応えがありそうです

    それにしても、『やっと』と連呼してるのは、感覚的にだけど咲くのが遅い気がするため
    影響しているのは、空梅雨?早い梅雨明け?この暑さ?それとも全部!!?などなど考えるのだけど、まあこれが今年の咲き方よ、咲き具合も授かりものよ、と考えちゃえば、とりあえず納得なのであります

     

    さて、最後におまけをヒトツ
    こちらも夏の奥日光を代表する『フタスジチョウ』 
    Kyujutyu
    吸っているのは・・・・先の写真のように綺麗なもんじゃありません(獣糞です)

    ええ、そんなもん載せるなよぉ、と思うでしょうけど、今の時期、あちこちで見られる光景は、チョウにとってナトリウム(生命維持に必要)やアンモニア(産卵に必要)を取り込む大切な行動だということがわかってきているのです

    もちろん花はきれいでステキなんだけど、こんなことからも未知の世界、大自然のフシギを感じてもらえたらいいなぁ・・・な~んて考えた、7月半ばの小田代原でございました (も)