こんにちは、日光自然博物館です。
奥日光の自然情報を中心に、日光での話題や最新情報、さらに日光自然博物館のイベント情報をカテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしています。
■本日の奥日光の気温 11.5 ℃(博物館 9:00 現在)
赤沼から戦場ヶ原を通って、泉門池の手前から、小田代原の西側を回ってきました。
戦場ヶ原では様々な木々が個性豊かに色付き、すっかり秋モードになっていました。
木々だけではなく、実の色付きも負けてはいません。ズミの実がたくさんなって、実で木が赤く見える所もありました。
厳しい冬に備え、動物たちにはごちそうをたくさん食べて、お腹一杯になってほしいです。
草紅葉といえば、小田代原と思う方が多いと思うのですが、実は!!戦場ヶ原の草紅葉も見事なのです!
一面に広がるホザキシモツケは、渋い赤を基調に、様々な色が混じった複雑な色合いの絨毯になっていました。
そして、戦場ヶ原の開けた所に出ると、思わずぼーっと見入ってしまうような草紅葉の光景が広がっていたのです。
一面に広がるスゲの仲間の株の、この輝き!グラデーション!!このように、戦場ヶ原の草紅葉も、見所なのです。戦場ヶ原のあちらこちらで、様々な表情の草紅葉が見えますので、お気に入りの草紅葉スポットを探してみるのもおもしろいですよ。
ちなみに、私のお気に入りスポットは、ここです。
ぜひ、見つけてみてください。
そして、小田代原の西側を回り、この光景が見えたとき・・・ここでも、大きな感動を覚えました。
まさに、自然の芸術です!その魅力に、心を奪われてしまいました。見る角度によってもその様子が変わっていくので、歩きながら草紅葉の様々な表情を楽しむことができました。
戦場ヶ原や小田代原の草紅葉の絨毯の周りの木々の色付きや、紅葉が進む山々と合わせた景色は、ここならではの絶景です。まさに戦場ヶ原でも小田代原でも、草紅葉が見頃を迎えています。そして、見頃はまだまだ続きます!!日に日に紅葉の様子は変わっていきますが、その時々で見られる表情が、それぞれ素晴らしいのだと思います。その日だけの、特別な景色。ぜひ、見にいらっしゃってください。(み)
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■イベント情報
『秋の紅葉見さんぽ』 10月19・26日(土) 各日2回
定員20名(先着順) 参加費:300円
紅葉真っ盛りの中禅寺湖畔から華厳滝まで、ガイドと一緒に日光の秋を楽しみませんか?
ご参加お待ちいたしております!
■企画展情報
『あいらぶ写真展』 平成25年10月1日(火)~11月29日(金)
日光の自然から日常の風景まで、写真を愛する写真家達が腕によりをかけた素敵な写真がいっぱいです。ぜひ見にいらっしゃってください。