こんにちは、日光自然博物館です。
奥日光の自然情報を中心に、日光での話題や最新情報、さらに日光自然博物館のイベント情報をカテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしています。
■今朝の奥日光-6℃(博物館周辺 9:00現在)
先日久しぶりにまとまった雪が降り、スノーシューを楽しむには良い環境が整っている奥日光。
と、いうわけで、今回はスノーシューを履いて刈込湖まで行ってきました!!
湯元の泉源から登り始め、金精道路に出て、スノーシューコースを下っていくと、蓼ノ湖が見えてきます。蓼ノ湖は夏道からは見下ろすだけですが、冬になるとスノーシューを履いて近くで見ることができるようになるんです。
水面が見えている所では、コガモが3羽、食事に夢中になって
こんな状態になっているかわいらしい姿を見ることができました。
もう少し蓼ノ湖でゆっくり鳥たちを観察したかったのですが、冬の刈込湖を見ずには帰れません。今回の目的地へと出発しました。ゆったりめのプランとしては、蓼ノ湖まで行ってゆっくり鳥たちを観察して戻るというのもいいのではないかと思います。
途中、足跡(走っているキツネ?)を見つけたり
色々な鳥の声やキツツキが木をつつく音が心地よかったり、楽しみがいっぱいです。
頑張って小峠に登り、木々の中を歩いて行き、
雪の滑り台になった階段を降りていくと、以前夏に来たときとは全く印象の違う、刈込湖が広がっていました。
思わず湖の上を歩きたくなってしまいましたが、危険なので我慢しました。夏も良いですが、冬の刈込湖も、きれいでとても良かったです!
登ったり下ったり、少しハードなコースですが、だからこそスノーシューの能力をフルに使って楽しむことができました!スノーシューにはツメがついていて、滑らず登ったり下ったりできるようになっています。なかなか難しく、私はうまくできないのですが、今回登ることは少し上手になった気がしています。
このコースも、スノーシューを楽しむことができるオススメのコースです。ただし、距離が長いので、ゆとりのあるスケジュールで、慎重にお願いします。
また、これからの時期気を付けていただきたいのが雪崩です。今回急な斜面の雪が少し崩れているところがあり、雪崩の危険のサインではないかと思います。急な斜面のそばをとおるとき、充分注意していただきたいと思います。(み)
■企画展情報
“地域の記憶展”
日時:平成26年3月30日(日)まで
江戸時代末期から奥日光で宿泊業をしていた「六軒茶屋米屋 井上志郎」にスポットをあてつつ、風景画、漁具、林業道具、ヨットの旗など当時の奥日光を物語る様々な品を展示しています。
※「平日月曜日」と「祝日月曜日の翌日」は休館日です。ご注意ください。