こんにちは!!
宇都宮大学からインターシップ生としてやってきました、中善寺、門井、金田、安田です。
引き続き、奥日光の今を紹介します。
小田代原から戦場ヶ原に続くハイキングコースを歩いていると、コンコンコンコンと木をたたく音が聞こえてきました。音のする方の木を見上げると、アカゲラがいました。(写真中央にいます!)くちばしで木をたたきながら上っていて、木の中にいる幼虫を探しているようでした。
静かな林の中で、木をたたく音が聞こえたら、少し立ち止まって林の中を探してみると、アカゲラやキツツキの仲間に出会えるかもしれません。(中善寺)
同じように、小田代原から戦場ヶ原に向けて歩いていると、ミヤコザサの隙間にツチハンミョウが見られました。今回は秋に見ましたが、奥日光では春にも見ることができます。特徴としては、濃い緑色の光沢と、毒を持っていることです。そのため見つけても絶対に触らないようにしてください。(門井)
小田代原を歩いているとクワガタも見ることができます。こちらはアカアシクワガタの雌です。アカアシクワガタの最大の特徴は赤い肢です。肢を見れば簡単にほかのクワガタと見分けることができます。写真はミズナラの木にたかっているところを撮影しました。今日の日光はとても寒くなってきたのでクワガタと出会えるのもあとわずかです。景色を眺めるのも良いですがミズナラの木にクワガタがいないか探しながら歩くのも楽しいですよ♪(金田)
湯川や湯の湖にはイワナの仲間であるカワマスを見ることができます。写真では右の方に写っています。カワマスは元々、外来種で100年ほど前に日本に連れてこられた魚です。カワマスはフライフィッシングで釣れる人気の魚の1つです。ちなみに湯川は日本で初めてフライフィッシングが行われた場所とされています。みなさんもぜひ足を止め、カワマスを探してみてください♪(安田)
※日光自然博物館では毎年宇都宮大学森林科学科の学生さんのインターンシップの受け入れをしています。当記事は22日に行った自然情報収集実習の延長で、情報発信を行っていただいたものです。(とし)