日光自然博物館では宇都宮大学のインターンシップの受け入れをしています。
実習生の皆さんには昨日今日と行った自然情報収集と併せて情報発信の実習として記事を作成していただきます。
2015年9月22日
こんにちは。21日から日光自然博物館でインターンシップをさせていただいている、宇都宮大学森林科学科3年、神谷、小松、鈴木、山本です。
21日、小田代原から戦場ヶ原にかけて、自然情報収集を行いました。
2015年9月18日の記事の一番初めの写真と同じ位置から写真です。
あまり時間がたってないのですが、一目瞭然ですね。
以前は全体的に緑色で覆われていましたが、段々と赤みがかってきたのが分かります。
まだ、紅葉シーズンではありませんが小田代原と戦場ヶ原にあったツタウルシだけはこんなに真っ赤に紅葉していました。
ツタウルシは、ウルシ属なのでさわると手がかぶれてしまいます。
ツタウルシを筆頭にこれからどんどん紅葉が進んでいくでしょう。
みなさんこの写真に写っているものがなんだかわかりますか?実はキノコの仲間でホコリタケという種類です。
このキノコ、ポンと軽くたたくとほこりのように胞子が出る事からホコリダケと呼ばれています。
ホコリダケ以外にも戦場ヶ原や小田代原のハイキングコースを歩くとたくさんのキノコが見られます。
足元にもぜひ目を向けて歩いてみてくださいね!
先程の小田代原の写真と比べて、紅葉の見頃ではありませんが、ザトウムシやノビタキ、ヤマアカガエルのような様々な生物が観察できます。
小田代原や戦場ヶ原には多くの生物が生息しています。様々な生きものを探しながら紅葉を楽しむのもいいのではないでしょうか。