日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2016.12.15
雪を頂く男体山

先日から、晴天でも粉雪が舞うような天候が続いています。

12/14も夜の降雪によってうっすら積もっていたため、歩道状況の確認と、男体山を眺めるために、戦場ヶ原へ足を運んできました。

 

~ 戦場ヶ原より、小真名子山大真名子山男体山 

 

男体山だけでなく、他の2000m級の山々も白く冬化粧を施していました!

この写真では山々の美しさをお伝えしきれていないのが歯がゆいところ・・・
写真に映しこめなかった魅力を、ぜひご自身の目で確かめていただきたいです。

 

さて、歩道状況についてですが、日当たりの良くない木道の上には、うっすら雪がかかっていました。

積雪量は1cmにも満たない程度なのですが、サラサラな雪質のせいで踏んでも固まらないため、案外滑りやすいです。
個人的にはなかなかあなどれない雪です。

頭上にかかる木が多い場所では、枝葉から落ちた水滴が、木道の上で凍っている場合もありますので、こちらも要注意が必要です。

 

しかし、うっすら雪の積もりたての道には、生きものの足跡が残りやすい&観察しやすいという利点もあります!

今回見つけたのは、長径5cm程度と、比較的大きめの足跡。

木道沿いにしばらく点々と続いていたので、歩いていたら出会えないかなあと淡い期待を持っていましたが、残念ながら空振りに終わりました。足跡の主も結局分からずじまい・・・

しかし、持ち主をあれこれ想像しつつ、周りの気配に気を配って歩いてみるのも、またひとつの楽しみ方です。

 

色々な意味で、足元には十分気を付けて、冬のハイキングをお楽しみください。(山)