こんにちは、日光自然博物館です。
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
■ 今朝の奥日光は 15℃ (博物館周辺 8:00時点)
今回は西ノ湖、千手ヶ浜を歩いてきました。
両方とも、赤沼からでる低公害バスを利用すれば簡単に行くことができるオススメの場所なのです。
この時期は歩いていても、車窓からでも新緑お楽しみいただけますが、歩いた当日はズミの花が見ごろとなっていました。
千手ヶ浜は木によって、多少むらがありますが、全体では8分咲き程度。
一方西ノ湖では、9分咲き~10分咲きで最高の時期に訪れる事ができました。
木に近づくとほのかな甘い香りが・・・・
そんな香りに誘われてか、ミツバチなどの昆虫も花の蜜を集めにやってきていました。
そして、西ノ湖周辺には
足元にカエデの葉が散乱していました。どうやら、ムササビが木の上でお食事をした痕のようです。
彼らは時期によって食べるものが変化していきますが、奥日光のムササビはこの時期は若葉とサワグルミの実をよく食べています。
確かに柔らかく、みずみずしい葉は美味しそうかも・・・・・。
花や芽吹きが始まり、その後を追うかのように多くの動物たちが本格的に活動を始めました。
自然のエンジンもフル回転!!日に日に変化していく奥日光に目が離せない季節となりました。
(岩)
◆ 自然観察会情報 ◆
★「戦場ヶ原花ハイキング」
平成29年6月25日(日) 10:00~12:00 〈当日、赤沼自然情報センターにて現地受付(開始5分前まで)〉
初夏の戦場ヶ原を彩る花々やワタスゲを楽しみながらの、ライトなハイキングです。
◆ 企画展情報 ◆
★「武田久吉展~日光の山々で躍動した若き日々~」in日光自然博物館
平成29年4月29日(土)~7月9日(日)(5月まで月曜休館)
登山家・植物学者であり「尾瀬の父」と呼ばれた武田博士。その原点となった少年時代の日光との関わりを紐解きます。
★「干支展 奥日光の野鳥たち」
平成29年5月20日(土)~平成29年7月9日(日)
トリ展再び!!この企画展で、野鳥の世界にどっぷりはまっちゃうこと、まちがいなし!?
★「植物画展」in中禅寺湖畔ボートハウス
平成29年4月29日(土)~7月9日(日)(5月まで水曜休館)
「花遊びの会」のみなさまが描かれた力作の数々を、ぜひご覧ください。