先日、博物館近くの森にて。
奥日光での新たな出会いがまた一つ。
はてさて、このムシ、な~んだ?
一見ハチの様な見た目(一説には擬態しているとか)ですが、
その名を、オオホソコバネカミキリ(大細小翅天牛)という、
カミキリムシの一種です。
ブナ(?)の立枯れに産卵している所でした。
固い前翅が腹部を覆っていることは多くの甲虫の持つ特徴ですが、
この仲間は、その翅が“ちょこん”と背に乗るほどに小さくなり、
腹部の大部分と柔らかい後翅が丸見えという独特なフォルムをしています。
奥日光は樹種が多く様々なカミキリムシと出会いますが、
このムシとは今回が初遭遇。
奥日光へ来て5年目を迎えている私ですが、
ここで過ごす日々はまだまだ新鮮味いっぱいです!
(T-村)