奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
■ 今朝の奥日光は 0℃（博物館周辺 8:00時点）
日中でも０℃前後の日も増えてきた奥日光。
歩道の凍結や積雪の影響で活動が難しい場所も増えてきました。
今回足を運んだのは、歩道状況もかねて湯元温泉から入り刈込湖・切込湖を通り光徳へぬけるルートを歩いてきました。
コースの積雪状況は全体的に数センチほど積もっている程度でした。
（↑小峠～刈込湖の階段）
歩く前日に降った新しい雪だった為、今回は問題なく歩く事ができましたが、日中に溶けた雪が再び凍ると非常に危険です。
この時期は軽アイゼンやスパッツなどの装備が必要になります。
階段を下りきれば刈込湖到着です。
景色は一気にひらけ気持ちの良い青空をのぞむことができました。
自分以外は誰もいない湖は夏や秋の紅葉シーズン時以上に特別な空間のように思えました。
刈込湖にくるまでの間はずっと日陰の中を歩き体すっかり冷えてしまったので、少し日光浴をしながら景色を眺めていると静寂の中、突如鈍く大きな音が聞こえてきました。
日が指して、暖かくなってきたせいか、外から小さな衝撃や振動、氷の下の水の流れなどの影響で所々で氷が割れだしていました。また静かに耳を澄ませてみると氷と水の間の空気が動きポコポコと音がなっていました。
今回は生き物ではない自然の動きで季節の移り変わりを感じることができました。寒く雪も降りだしましたが、むき出しの山肌やきめの粗い雪を見ると奥日光の冬本番まではもう少し時間がかかりそうです。雪でお化粧された銀世界の奥日光、サラサラのパウダースノーが待ち遠しい！！
（岩）
◆ 観察会情報 ◆
平成29年12月9日（土）9:00～11:00
今年もデカいあいつらを見つけ出そう！初心者大歓迎の冬バードウォッチング開催♪
※締切：本日８日、16時まで！！
◆ 企画展情報 ◆
★「干支展 “イヌ”に関するエトセトラ」
平成29年11月25日（土）～平成30年2月11日（日）※月曜（祝日の場合は翌日）休館
イヌの仲間のキツネやタヌキ、星座のイヌなど、いろいろな“イヌ”をご紹介★
