日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2018.01.10
静かな森の中で

前回、前々回と続き、本日もスノーシューを履いて日光湯元温泉の森の中にある、スノーシューコースを歩いてきました!

 

現時点では、湯元のスノーシューコースには事故防止のため「金精の森コース」以外は布リボンが設置されておらず、未開設の状態ですが情報をお伝えするための点検も兼ねて行ってきました。

 

 

今回は展望楽しむのにオススメな、「石楠花平(しゃくなげだいら)コース」をご紹介します!

(石楠花平・しゃくなげだいら から望む湯ノ湖)

 

天気はご覧の通りの快晴、積雪量は平均して50cmほど、新雪はうっすらとある状態で、締まった雪の上を歩くとかき氷を削ったようにシャリシャリと音が鳴ります。

 

人どころか生き物の気配すら感じられない、真っ白い森の中。

ふと目を落としてみると・・・

森の奥へと続く足跡が!

大きい後足に対してややちんまりした前足、そして揃えられた足が等間隔にポンポンポンとあるということはウサギの様にジャンプする証拠。ちいさめなのでリスでしょうか?

 

疑問に思いつつもさらに散策を続け森の奥へと進むと、やっと先ほどの疑いが晴れました!

リス!!!

ほんの一瞬ですがジャンプする姿が見られ、雪上には先ほどの足跡がくっきり残されていました。

静かな森の中、野生動物との出会いはやっぱり胸を熱くさせます。(足)