厳冬期のこの時期、知る人ぞ知る雲竜瀑の氷瀑がどんなものかと研修へ行って参りました!(実施日2/7)
スタートは朝7:30、パーティーは博物館スタッフ9名(うち半分ほどが初雲竜瀑)、ヘルメットやアイゼンなど冬山装備をがっちり整えていざ出発!
初めは緩やかな傾斜で道も踏み固められてるためアイゼン要らずでしたが、一時間ほども歩いていくと
急な傾斜が目立ってきました。
不安定な場所が多く、いやでもストック使いや足の運び方を鍛えられます。
いくつかの丘を越え、沢をわたり、だんだん様相が渓谷らしくなってきました・・・!
奥に進むと両岸が急に狭まっています。ここはかつて友のことを考える余裕もないほど緊張を強いられたという「友知らず」です。今はこうやって写真を撮れるほどには余裕はあります。
そうしてパァーッと開けた場所に出た先にはあの雲竜瀑が・・・!
首が上がらないくらいに高い!すごい!きれい!
全長160mほど、全三段からなるこの滝がこうも凍りついている姿は、美しさと同時に厳しい環境なんだなあと実感させられます。
研修は無事終了・・・ではなく、むしろ本番。さらに滝の二段目を上がりきった「本瀑」を目指します。
しかも直登で。
先にピッケルでザクザクと一段目を上がってもらい、ロープを固定。垂らしたロープに、あとは専用の器具を取り付け登っていくだけ!
同様に二段目も登る切ると本瀑はもうすぐそこです!
これが本瀑!!!
氷瀑下部の通称「ピラミッド」と言われる巨大な氷塊。中部の龍のひげが垂れ下がったかのような氷柱。
それらを取り巻く氷のカーテン。どれをとっても一級品の美しさ!思わず息をのみました。
今回の研修では普段、自分ひとりの力だけでは絶対に見られないような絶景を見ることができました。
これからも研修を重ねてスキルアップしていきたいと思います。(足)