今回は中禅寺湖北岸を歩き、気になるアカヤシオの開花状況を見てきました。
ルートとしては千手ヶ浜から竜頭滝までの道のりでコースタイムはおよそ1時間半。素晴らしい快晴で気温も20℃と、歩いていると汗ばむぐらいの陽気でした。
まず私たちを迎えてくれたのは紫色の小さな花を咲かせる、タチツボスミレ。
タチツボの由来は立ち上がる茎と、昔は「庭」のことを「坪」と呼んでいたところからきているそうです。面白いですね。
しばらく歩いていると上空で旋回しているなにか大きな物体が・・・。
ミサゴでした!
奥日光では初めて見たので嬉しかったです。白いお腹が特徴的でわかりやすいですね。
北岸上空を優雅にくるくると飛んでいました。
越冬したと思われるエルタテハ。羽がかなりボロボロになっていましたが、力強く飛んでいました。
さて、気になるアカヤシオの開花状況ですが、
見頃のはじまり、といったところでしょうか。開花にばらつきがあるようで、蕾のものもあればもうすぐ散ってしまいそうな花もありました。長く楽しむにはいいかもしれませんが、今年は昨年よりかなり早く咲き始めているのでGW前までには見頃も終わってしまいそうです。
歩道もぬかるみなどはなく、問題なく歩くことができます。ただし、北岸は湖畔の崖に沿った道なので極端に狭い道や急な登り下りもあります。注意してください。
中禅寺湖北岸は、見晴らしも良くて、湖畔のさわやかな風を感じながら歩くことのできるこれからの季節にぴったりなコースです。千手ヶ浜、または竜頭滝から足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。(梅)