奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
■ 今朝の奥日光の天気は晴れ、気温は22℃(博物館周辺 8:00時点)
今回のコースは西ノ湖、それから千手の森歩道を使って千手ヶ浜までのハイキングルートを歩いてきました。
目的は梅雨のじめじめした気候を吹き飛ばすような涼しさを求めた水辺巡りです。
いざ出発!西ノ湖入口バス停から外山沢川にかかるアザミ橋を渡ろうとすると、数えきれないほどのアキアカネたちが出迎えてくれました。
平地では秋ごろに見られ赤とんぼと呼ばれるアキアカネなのですが、奥日光では夏の初めごろからわらわらと現れ避暑地として利用しています。奥日光は人にとっても生き物にとっても過ごしやすい気候なのかもしれませんね。
お出迎えを後にしカラマツとシラカンバの並木を歩いていく途中、足元に目を向けるとラッキーなことにイチゴ狩りを楽しめました。
正確には見るだけでしたが、ヒメヘビイチゴやシロバナノヘビイチゴがたわわと実らせていました。
こんなにおいしそうな実に誰も手を付けていないわけはなく、特に昆虫に大人気!
他にも目を移すと、あるカメムシの仲間がまだ顔も出してない実をつまみ食い!せっかちですね~
そうするうちに西ノ湖に到着!静けさと涼しさを同時に味わいながら湖岸近くをぐるっと散策して楽しみました。
次は千手の森歩道を使って千手ヶ浜を目指します。
鬱蒼とした林に囲まれいかにも野生動物に出会えそうな雰囲気を醸し出しています。時折スゥーっと吹く風で木が優しくざわめき暑さを忘れさせてくれます。道なりに1時間ほど歩いていくと一風変わった道に・・・
小人ならすっぽり入ってしまいそうな大きな葉っぱのマルバダケブキが、見渡す限りに並んでいました。
アイヌ伝説の小人、コロボックル気分で一際大きな葉の下に入って遊んでいたりするうちに千手ヶ浜へ到着!
途中どんよりとした天気でしたがなんとか青空とセットで中禅寺湖を一望できました!
6月上中旬はクリンソウシーズンでにぎわっていましたが、これからの季節は花だけでなく今回ご紹介したような涼しさを感じられるスポットを巡り、爽やかな夏の自然を楽しみませんか?(足)
◆ イベント情報 ◆
「本物の出会い」デスティネーションキャンペーン期間 開催予定イベント
(イベント名をクリックするとイベントページへ飛びます)
平成30年6月30日(土) 18:30~20:00 ⇒DC関連イベント最終回【事前申込制・本日の15:00〆切】
夏イベントも盛りだくさん!
平成30年7月29日(日) 8:15~15:35【事前申込制・7月18日(水)〆切】
平成30年8月毎週土・日曜日 【当日受付制・各回当日の5分前〆切】
午前の部 9:55~11:00 午後の部 12:55~14:00
平成30年8月毎週金曜日 19:45~21:15【事前申込制・各回当日の16:00〆切】
平成30年8月毎週土曜日 19:45~21:15【事前申込制・各回当日の16:00〆切】
◆ 企画展情報 ◆
★ 「干支展 “イヌ”に関するエトセトラ」
平成30年4月28日(土)~平成30年7月8日(日)
ご好評をいただいた干支展の再展示。イヌの仲間を取り上げた解説、民芸品のご紹介などイヌづくし!