昨日、自然情報収集に小田代原と西ノ湖に行ってきました。
まずは小田代原。
少し肌寒いぐらいの風と空の青さから秋を感じられます。夏もそろそろ終わりに近づいているようです。左奥には若干赤く染まっている場所が。
拡大してみると、
ホザキシモツケです。花は終わりを迎え、実が赤くなっていました。草紅葉にはまだ早いですが、この時期から小田代は赤く染まり始めます。緑とピンクと赤とカラフルに彩られる小田代原を堪能しているとなにやら草の上で飛び交うなにかが。
ノビタキ(オス)がいました。今年生まれた子でしょうか。寒いのか羽の中いっぱいに空気をため込んでじっとしていました。
ノビタキは春から夏にかけて奥日光にやってくる鳥です。そろそろ南に渡る準備をしないといけませんね。
つづいて西ノ湖、の途中である生き物に出会いました。
ジュウジナガカメムシです。黒色に朱色の十字模様が鮮やかなカメムシです。臭いにおいは出しませんが、その代わりに朱色が警戒色の役割を果たし、自分の身を守っています。
そして西ノ湖に到着。
水位がかなり上昇していました。連日の台風や大雨の影響でしょうか。
湖面がきらきらと空の青さを反射させながら輝いていました。
花の見頃は過ぎてしまいましたが、まだまだ小田代原、西ノ湖ともに楽しめます。
秋風を感じながら、ゆったりと散策してみてはいかがでしょうか。(梅)