奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
■ 今朝の奥日光の天気は 雨 、気温は12℃(博物館周辺 8:00時点)
今回は問い合わせの多い小田代原の草紅葉と千手ヶ浜、菖蒲ヶ浜の地獄川に行ってきました。
小田代原はおよそ1時間で、1周できます。木道が整備されていて、平坦で歩きやすいコースです。
今回は反時計回りに歩いてきました。
平日でしたが、団体・個人の方たくさんの方がいらしていました。この時期はやはり混み合うようですね!
草紅葉はグラデーションの状態で、見頃になります。
「ノコンギク」 「ホザキシモツケ」 「小田代原の貴婦人」
続いて千手ヶ浜に、向かいました。私のお気に入りの場所のひとつです♪
風が少し吹いていて肌寒く感じましたが、太陽の光が湖面に当たってキラキラ輝いていている景色を見ていると、心が穏やかになりました。
「千手ヶ浜」 「ホコリタケ」
千手ヶ浜を歩いていると、足元に球形をしたものを発見!
「ホコリタケ」です。風に当たったり、外からの刺激を受けると煙のように孔から胞子が出てくることから、この名前がついたようです。
帰りに菖蒲ヶ浜の地獄川によると、マスの仲間が遡上してきていました。秋から冬にかけてみられるものです。
川の中を観察していると、カワガラスがやって来てきて何か言いたそうな顔でこちらを見ていました。
「婚姻色」、赤い色になった魚を見ることができました。
きれいな色ですが、結婚し無事に卵を産み終えると死んでいく「死に装束」でもあります。
今回は、小田代原の草紅葉・地獄川のマスの仲間(川の中の紅葉)をご紹介しました!
あっという間に過ぎ去ってしまう奥日光の秋を、満喫しにいらっしゃってみてはいかがですか。(あ)
☆ イベント情報 ☆
★ 奥日光星ふる夕べ
絶好の天体観察スポット・中禅寺湖畔ボートハウスから、解説員による星の話を聞きながら満天の星空を眺めませんか。
日時:平成30年11月17日(土)19:30~21:00
申込:当日16:30まで、お電話(0288-55-0880)または博物館受付にて
料金:一律1,000円
◆ 企画展情報 ◆
気軽に行ける場所から一日がかりの難所まで、奥日光に点在するフォトスポットの数々を美しい写真でご紹介。
また、地元の県立日光明峰高等学校とタイアップし、写真部の皆さんの作品も展示します。
期間:平成30年9月8日(土)~平成30年11月18日(日)