奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
■ 今朝の奥日光の天気は曇り、気温は14℃(博物館周辺 8:00時点)
今回は奥日光のシンボル・男体山へ行って参りました!
標高は2486m、中禅寺湖畔にある二荒山神社中宮祠より入山し約1200mの往復コースを突き進みます。
前回と引き続き山シリーズ。しかし日光白根山とは違い、この標高差を自分の足だけで登ることになります。
思いの外、時間や体力を必要としますがそれに見合った山からのプレゼントがありました。
それは山頂からの絶景・絶景・絶景です!
巨大な中禅寺湖の全貌、草紅葉がアクセントとなっている戦場ヶ原、小田代原を見下ろし、その奥では日光白根山もそびえています。
さらに遠い雲海の果てには山の日本代表、富士山までもが見ることが出来ました!
また小田代原では先日の台風の影響で、幻の小田代湖が出現!それを贅沢にも上から望むことが出来ました。
けれどもプレゼントはこれだけでは終わりません。
山中では4~6合目付近のカエデ類やツツジ類が赤く染まっていました。時にはトンネル状となったそれをくぐってみたり。癒されます。
他にも筆舌しがたい数々の出会いがあった今回のコースなのですが、
帰路の途中、思わず微笑んでしまったことがあります。
登山道を駆け下りているとこんなヘビとばったり。
種類はジムグリというヘビで、ローアングルから見ると口元がなんだかにっこりと笑っているような、可愛らしい無害なヘビです。
なぜ微笑んだかというと、奥日光では神戦伝説が伝えられており、昔男体山の神様が大蛇に化け中禅寺湖を守ったというお話があります。
ですので、その神様の使いとなった小さなヘビが疲労しきった自分に「ここまでお疲れ様」と一声かけに来てくれたように感じられたからです。
最後に、男体山の登拝期間は今月の25日までですので、景色+様々な魅力あふれる男体山に、この秋皆様もチャレンジしてみてはいかがですか?(足)
☆ イベント情報 ☆
★ 奥日光星ふる夕べ
絶好の天体観察スポット・中禅寺湖畔ボートハウスから、解説員による星の話を聞きながら満天の星空を眺めませんか。
日時:平成30年11月17日(土)19:30~21:00
申込:当日16:30まで、お電話(0288-55-0880)または博物館受付にて
料金:一律1,000円
日時:平成30年11月23日(金・祝)8:30集合受付~12:05解散
申込:11月22日(木)16:00までに、お電話(0288-55-0880)にて
料金: 大人1,000円、中学生以下500円
※別料金で、低公害バス往復料金 中学生以上600円、小学生300円がかかります。
★ オオワシ・オジロワシを探そう!2018 ~ボートハウス編~
日時:平成30年12月8日(土)9:00開始~11:00解散
申込:12月7日(金)16:00までに、お電話(0288-55-0880)にて
料金:大人1,000円、中学生以下500円
◆ 企画展情報 ◆
気軽に行ける場所から一日がかりの難所まで、奥日光に点在するフォトスポットの数々を美しい写真でご紹介。
また、地元の県立日光明峰高等学校とタイアップし、写真部の皆さんの作品も展示します。
期間:平成30年9月8日(土)~平成30年11月18日(日)