11月24日(土)より、明治150年を記念して、華厳滝とそれにかける地元の思いにスポットを当てた企画展を開催しております。
明治150年×栃木県立日光自然博物館
企画展 地域の記憶展
明治の山峡 -華厳のひびき-
本企画展では、華厳滝にかける地域の人々の思いや、滝に心動かされた人々の作品を展示しています。
日本三名瀑のひとつに数えられる華厳滝。現在では全国、全世界からの来訪者がその姿を間近で見ることができますが、明治以前は観瀑設備が整っておらず、全体像を見ることができませんでした。しかし、奥日光への来訪者に滝全景を見せたいとの思いから、明治中期、地元住民により観瀑台とそこへつながる道が作られました。当時、避暑のために奥日光に訪れていた数多くの外国人外交官たちも、観瀑台からの全貌を眺め、大いに楽しんだことでしょう。
本企画展は「中宮祠自治会」と「中宮祠・中禅寺百年を語る会」にご協力いただいて、写真や随筆、昭和中期に地元高校生により作成された短編映画といった多様な展示物をご紹介しています。あわせて、華厳滝の利活用についての地元の構想も公開しました。
企画展を通じて、華厳滝にかける地域の人々の思いを感じていただければ幸いです。
期 間:平成30年11月24日(土)~ 平成31年2月17日(日)
※休館日を除く(月曜日、祝日の場合は翌日)
時 間:10:00~16:00(最終入館は15:30まで)
場 所:栃木県立日光自然博物館
観覧料:大人(高校生以上)510円、小人(4才以上)250円
※割引対象物の持参、および20名以上の団体は割引料金