去る平成31年4月29日、『奥日光バードウォッチング三昧!』を開催しました。
赤沼からの遊歩道の入口で準備体操を済ませ、早速戦場ヶ原へ!
見た目にはまだ枯れ色優勢の奥日光ですが、多くの野鳥たちが繁殖期を迎えて各地でさえずりを響かせています。
赤沼から木道の始点までの約200mの区間でも、カケスやヒガラ、キバシリなどに加え、枯れ木にせっせと巣穴を掘るコゲラなどが観察できました。
この時点で既に40分以上経過!(※注:4時間で5km弱を歩く予定のイベントです)
戦場ヶ原へ続く木道では、マガモやキセキレイ、夏鳥のコサメビタキやアオジなどを観察。
彼らはなわばり争いやプロポーズのさなか、活発に動き回るため「見逃しちゃった!」という方には…
ポケット図鑑が威力を発揮!
次に出会ったら、もうばっちりですね!?
湿原部では、代表的な夏鳥のノビタキたちが行ったり来たり。
かなり近い木に止まってくれるなど、なかなかのサービス精神。
お昼を挟んで森の中では、数多く見られた中でキビタキとゴジュウカラが特に人気でした。
「鳥だらけで翻弄されるニンゲンたち」の図。
若干時間をオーバーしてしまいましたが、たくさんの野鳥たちに出会うことができ、満足していただけたかな?と思います。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
これからも奥日光で、そして色々なところでバードウォッチングをお楽しみいただければ嬉しいです。
★イベント中に確認できた鳥(さえずりのみを含む)
マガモ・トビ・キジバト・アカゲラ・コゲラ・キセキレイ・ハクセキレイ・カワガラス・ミソサザイ・ルリビタキ・ノビタキ・ウグイス・センダイムシクイ・キビタキ・コサメビタキ・エナガ・コガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・キバシリ・アオジ・カケス・ハシブトガラス
以上24種
なお余談ですが、終了後に日光自然博物館に戻ると、近くの森からオオルリの声が聞こえてきました。
本格的なバードウォッチングシーズン到来ですね!
(T-村)