日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2019.06.29
「花の小田代」の気配+千手ヶ浜

初夏の花たちが少しずつ賑わいを見せ始めました。

 

小田代原の西側歩道では「貴婦人」を見ることが出来ますが、今の時季はそこだけでなく、東側歩道まで歩いてみるのをオススメします。

 

なぜなら……

 

 

目にも鮮やかな濃紫色のアヤメが、この通り群生して咲き始めていますよー!!(2枚目の写真にはその蜜や花粉に夢中なマルハナバチさんも写しこみ♡)

 

 

足元には、ツマトリソウやウマノアシガタ、ハクサンフウロといった、小さな可愛らしい花もたくさん!個人的に大好きなお花たちです。

高山植物の代表格であるハクサンフウロは、まだまだこれから数が増えていきますよ~!

 

さらにもう少しすると、アヤメに混じって、赤が強めの紫色、ノハナショウブも咲き始め、やがてホザキシモツケのピンクが後を追っかけてきて……まさに「花の小田代」といった風景になってきます。待ち遠しい!

 

 

ところで、お花といえば。

 

 

千手ヶ浜のクリンソウも、まだキレイに見ることが出来ます。(近寄ってよく見ると、下段の方からだんだん種になってきていますが……)

一時のクリンソウ大混雑!大渋滞!はかなり引いてきた現在、今週末~週明けが狙い目です。

(山)