日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2020.03.01
戦場ヶ原からこんにちは

昨日2月29日、戦場ヶ原~小田代原を歩いてきました。

未だ湯滝~赤沼間は通り抜けができませんので、光徳入口から入って泉門池を経由、戦場ヶ原がどん!と見晴らせる場所へちょっと寄り道をして、小田代原へ。

歩いたルートはこんな感じ(クリックすると画像が拡大されます)

 

 

追加の降雪が少ない&天気の良い日が多い、のコンボで、遊歩道上の雪は固く締まっていて、靴裏が硬く滑り止めがしっかりした靴であれば、通行に支障はありません

アイゼンを履きっぱなしで歩くと露出している木道を傷つける恐れがあるため、着脱は状況を見てこまめにお願いします。

 

光徳入口~泉門池間は木道が多いのですが、日当たりの良い場所では雪が解け乾いている所も多かったです。

 

 

そんな道に寄り添うようなキツネの足跡や、雪を踏み抜いているシカの足跡など、動物の痕跡もたくさん。

 

 

さらに、歩いている人間(私)の様子を見に来たのか、はたまた警戒していたのか、キクイタダキがモミの枝先をちょこちょこ飛び回ってはさえずっていました。

頭に戴いた菊の花びら、のような黄色が目立つ、日本最小の野鳥の1種。

ベリーキュート!

 

 

生きものたち(痕跡;気配も含む)に癒されながら、戦場ヶ原へ到着。

このどーーーん!!感は何度見ても感動します。

ちなみに泉門池を通り過ぎ20分ほどのデッキ群あたりからの景色です(これより先~赤沼付近は通行止め区間なので引き返すことになります)

(開けた景色を前にベンチに座ってまったりできるので個人的にけっこう好きな場所)

 

 

 

泉門池へ戻って小田代原へ。

小田代原まではずっと土の道が続きますが、ここは全面が雪に覆われていました。しかし雪は固く踏みしめられ、表面が軽く解けてシャーベット状になっていたため、ここもスノーブーツのままで行進。

 

 

戦場ヶ原よりも雪多め!白い!小田代原に到着!

シラカバの貴婦人の背景にはカラマツの新枝の赤茶が目立ち、意外と彩りのある景色でした。

 

ここまで比較的のんびりの行程で約3時間。

さくさくっと歩くのもよし、お昼を持っての~んびりするのもよし。楽しみ方は冬でも様々な戦場ヶ原&小田代原です。(山)