本日の奥日光の天気は曇り、気温は18℃(8:00時点)
短い夏本番が始まりつつある奥日光。
今回は夏の花の開花状況が気になる小田代原に行ってきました!
小田代原に到着するや否や、真っ先に目に飛び込んできたのは草原の一部に広がるピンク色の絨毯…⁉
正体はホザキシモツケの群落でした。
ホザキシモツケは1つずつの花自体は小さいですが、それが集まり穂のような花を咲かせます。
今年は花つきが良く、きれいな状態で見頃を迎えています。木道から淡いピンク色が一面に広がる様子を見て楽しむことができますよ。
そして小田代原といえば「ノアザミ」も有名ですが、こちらも木道から少し離れた奥の方の群落が見頃を迎えていました。
(望遠レンズで撮影しています)
木道の近くでもぽつぽつと咲き始めているので、花自体は十分に楽しんで頂けます。
他にも天に向かってひょろひょろと伸びる青い花のクガイソウや、帆掛け船を吊り下げたような花の形のキツリフネなど、形が不思議で面白い花も咲き始めていました。
(クガイソウ)
(キツリフネ)
7月下旬から8月上旬にかけての小田代原は通称「花の小田代原」と呼ばれるほど、さまざまな夏の花が咲き乱れます。
そして賑わいを見せるのは花だけではありません。頭上からも何やら賑やかな鳴き声が。
どうやら鳴き声から察するに、ヒガラの群れと遭遇したようでした。姿も確認でき、カメラでパシャリと撮ってみると…
全体的に淡い色でほっぺたはクリーム色?鳴き声もなんだか幼く、甘えたような声を出したりしていました。
どうやら今年生まれた若鳥のようでした。無事卵から孵り、巣立ちして一生懸命に生きていることを確認できると嬉しく感じますね。
生きるものすべてが賑わいを見せている夏の小田代原。是非とも目や耳で味わってみてくださいね!(梅)
★★企画展情報★★
♢ 夏の企画展『奥日光のクワガタ展』
2020年7月18日(土)~8月30日(日)
奥日光に生息するクワガタの生体展示や解説パネルから飛び出す立体的な展示、世界のクワガタの標本をはじめ、クワガタの採集方法やフィールドでのルール・マナーなども学べる展示内容です。
★★自然体験イベント情報★★
既に定員に迫っているイベントもあります。お申し込みはお早めに!
※新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で内容を変更する可能性があります。ご了承ください。
≪ 企画展連動イベント ≫
2020年8月 8日(土)、9日(日) ①10:00~11:30 ②13:30~15:00
夏の企画展『奥日光のクワガタ展』連動・各日2回開催する少人数制の昆虫標本作製教室です。
自然解説員と一緒に昆虫の乾燥標本を作製します。できた標本は道具一式とともにお土産に!
≪ その他の自然体験イベント ≫
◆ 奥日光ナイトハイキング~水辺編&森編
2020年 8月 水辺編 毎週金曜(7、14、21、28)19:45~21:15
森編 毎週土曜(1、8、15、22) 19:45~21:15
夜の奥日光を自然解説員と散策します。暗闇体験や星空観察、水辺や森での生きもの探しなど、暗闇と夜の自然を楽しむイベントです。
◆ 奥日光星空観察会
2020年 8月 12日(水)19:30~21:00 ペルセウス座流星群が極大間近!のんびり流れ星を観察します。
29日(土)19:30~21:00 夏の星座などの解説を聞きながら星空を楽しみます。
その他多数なイベントがございます。詳しくはコチラ!