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本日の奥日光の天気は快晴。気温は10℃
先週は雨が多かった奥日光ですが、今週は青空が見える日が多くなりハイキング日和な日が増えてきました。
そんな中、今回行ってきたのは9/19より通行止めが解除された中禅寺湖の北岸です。
私自身も今年の3月に歩いたきりで、とても久しく感じられました。わくわくするというか、ちょっと新鮮な気持ち。
出発は千手ヶ浜。
湖畔に出ると中禅寺湖と男体山が目の前にドン!何度見ても飽きない素晴らしい景色です。
時間があればここで一日中日向ぼっこしていたいくらい…ですが、今日は我慢して目的の北岸ルートへと歩みを進めます。
中禅寺湖畔はまだ紅葉には早い時期ですが、一足早くシロヤシオの葉の一部が赤くなり始めていました。
シロヤシオの葉はまるでお星さまのように5枚に分かれており、可愛らしい葉の付き方をしています。
まだ赤くなっているのはほんの一部ですが、緑色から少しずつ色が抜けて黄色、そして赤色へと変化する森のグラデーションを楽しめるのはこの時期ならではの楽しみ方。おすすめです。
また、景色を楽しんでいると栃窪(とちくぼ)に差し掛かったあたりで「ぼとっ、ぼとっ」と何か大きなものが地面に落ちる音が聞こえてきました。
最初は木からどんぐりが落ちた音かと思いましたが、それにしては重そうで鈍い音…音がする周辺の地面の様子をみると、まるで栗のような木の実と梨の皮のような見た目の殻がたくさん落ちていました。
栃窪(とちくぼ)という土地の名前からも、もうお分かりになられた方もいると思いますが正体はこちら↓
トチノキの木の実です。
実と殻がたくさん落ちている付近の木を見上げると、とても背の高い木に大きな葉がついているのが見えました。
奥日光で見られるトチノキは植栽が中心ですが、栃窪(とちくぼ)はトチノキの巨木が何本もある、ちょっとレアな空間だったりもします。
中禅寺湖の北岸は起伏のある湖畔を2時間ほどで楽しんで頂けます。ここだけでしか味わえない奥日光の自然を味わいながら、少し冷たくなった風と岸に打ち寄せる波の音を感じ、そのうえ中禅寺湖のを眺めながら歩くことができる贅沢盛沢山コースです。
今回の歩道改修により新たに木道が設けられた場所もいくつかあり、歩きやすくなっています。現在、小田代原の草紅葉が見頃を迎えていますが、少し足を伸ばして千手が浜、中禅寺湖北岸ルートを歩いてみるのもいかがでしょうか。(梅)
☆☆低公害バス情報☆☆
9/26~11/8の土日祝の期間、小田代原からの日の出をご覧いただける早朝からの低公害バスを運行しております。また、10/11までの土日には、早朝便のダイヤを先々週紹介した千手ヶ浜での「光の道」をご覧いただける時刻設定に変更して運行中です。
詳しくはおしらせページをご覧ください。
https://www.nikko-nsm.co.jp/news_d.html?0:182
★★自然体験イベント情報★★
弊社では現在、いわゆる“三密”発生の防止として定員を少人数に絞ったツアーを多数企画しています。
いずれも先着順となっておりますので、ご希望に添えない場合はご容赦ください。
☆☆企画展情報☆☆
秋の企画展「自然体験ハイキングのすゝめ ver.Reiwa」
2020年9月5日(土)~11月15日(日)
ハイキング、ただ歩くだけではもったいない!見る、聞く、かぐ・・・自然とのふれあい方・楽しみ方をお伝えします。