日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2021.03.10
冬と春の境目 戦場ヶ原~湯滝

 

昨日の小田代原に引き続き、今日は戦場ヶ原の様子・歩道状況を見てきました。

 

 

戦場ヶ原へと入る木道入口。

日当たりの良い所では木道が見える状態でした。青木橋までの木道上の積雪は多いところでも10㎝ほど。

雪の上も踏み固められており、チェーンスパイクなどを装着しなくても歩けました。

 

 

こちらは青木橋~泉門池までの木道。

赤沼~青木橋間の木道に比べるとまだ雪が多く残っていました。

雪自体は固くなっており、問題なく雪上を歩くことが出来ますが、日陰の雪はツルツルで滑りやすい場所も。

適宜チェーンスパイクなどを装着し、安全に歩行しましょう。

 

 

泉門池~小滝コース(通称:迂回路歩道)

コースに沿った雪は踏み固められ、雪上を問題なく歩くことができましたが、少しコースを外れると積雪が30~40㎝ほどで足が沈んでしまう所も。スパッツなど足が濡れないような装備があると安心です。

 

 

 

小滝コース

こちらもまだ積雪や凍結の残っている箇所が多く、写真のように階段が凍結によりスロープになっていることもあります。このコースを歩く際は滑り止めが必要ですね。

 

場所によって雪の量や質が大きく変わる今の時期の奥日光。

スノーシューは必要ありませんが、チェーンスパイクなど(もちろん木道を傷つけないように!)の滑り止めやスパッツなどを適宜使用して、安全に奥日光の季節の境目を楽しんでください。(梅)

 

(おまけ)

 

戦場ヶ原で元気にさえずるシジュウカラ。途中ではコガラやミソサザイのさえずりも聞こえてきました。

春が着々と近づいてきていますね。