今年はサクラの開花が早かったですが、戦場ヶ原で白い景色を見せてくれるズミの花はどうでしょうか?
今日は赤沼から戦場ヶ原の花の様子を見てきました。
国道から赤沼駐車場に向かう道にはズミが並んでいますが、まだあまり葉の緑が目立ちません。
花芽はどうでしょうか?近づいて見てみると…
どうやらズミが早く開花するようには見えませんね。
この様子だと6月初旬の開花、例年並みと予想されます。
今後の天候次第で進みも変わってくるので、様子をこまめにチェックしたいところです。
6月頃と言えばワタスゲの綿毛も戦場ヶ原を白く染めますが、現在はこんな様子。
よーく見てみると、一つだけワタスゲの綿毛が確認できました。
ただ全体的には全然目立ちませんので、白い景色になるにはまだかかりそうですね。
ズミやワタスゲはまだ早いですが、ちょうど花をたくさんつけているものも。
こちらはミヤマウグイスカグラ。
そしてこちらはクロミノウグイスカグラ。
どちらも下を向いた小さい花をつける低木ですが、ラッパのように反り返った濃いピンク色の花と白に近い薄黄色の花とで雰囲気がまったく違います。また、ミヤマウグイスカグラは湿原より林側に多いですが、クロミノウグイスカグラは湿原側に多いです。
今戦場ヶ原でたくさん見ることができるので、ぜひ探してみてくださいね。
(Hori)