奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の奥日光の天気は雨、気温は16℃(8:00時点)
※この記事の自然情報は5月18日時点のものです。
今回はこの時期オススメの場所の一つ、湯ノ湖を一周して花の進み具合を見てきました。
この投稿は、CRT栃木放送 ビタミンとちぎの奥日光ネイチャーウォッチングでお話しした内容ですが、
その時間ではお伝えしきれない美しさや見つけた自然をご紹介します。
まずは国道側から歩き始めましたが、こちら側にはトウゴクミツバツツジが多数あり、毎年国道からでもその花を楽しむことができます。
遊歩道を進むと、湖に向かって伸びるトウゴクミツバツツジがあります。
まだつぼみばかりでしたが、花数が多く咲き揃えば湖面に映る綺麗な紫色の景色が楽しめそうですね!
続いて目に留まるのが、アジサイのような花のオオカメノキ。
葉っぱが大きくカメの甲羅のようなので、そんな名前がついています。
新緑の葉に白い花が映えて一際目をひきます。
湖尻ではズミの木の新芽がたくさん顔を出していました。
白い花が咲くズミですが、つぼみは赤色やピンク色をしています。
この日はまだつぼみも膨らんでいない状態でした。
湖尻の橋を渡るとすぐにアズマシャクナゲが群生していますが、タイミングよく満開!
綺麗なピンク色が揃って咲いていて素晴らしい光景です!
湖に少し突き出たところにもアズマシャクナゲがあり、湖面に映るシャクナゲの撮影スポットです。
その先も山の斜面にシャクナゲの群生が続きます。
枝先に集まって大きな花をつける様子がなんとも美しい!
しばらく満開のシャクナゲの道を楽しむことができました。
日当たりや株によって開花タイミングは異なることが多いですが、今年は揃って咲いていて圧巻です!
湯ノ湖では今後トウゴクミツバツツジが咲き、初夏にはレンゲツツジやベニサラサドウダンなどの濃い色の花が咲いていきます。
色鮮やかに変化していく奥日光。今後も目が離せませんね。
おまけ。
山側の日陰では、よ~く探すとヒカリゴケがたまに見つかります。
まだ早いかと思っていましたが、小さいながら見つけることができました。
緑色に輝く様子が美しいですね。
木の根の隙間などで見つかりますので、ぜひ探してみてくださいね。
(Hori)
今回の動画もぜひご覧くださいね。
★★イベント情報★★
少人数での実施、スタッフの体調管理やツアー中のマスク着用、お客様を含めた密集防止、手指消毒の適宜実施等、感染症対策を取った上で、自然を満喫できる各種ツアーを多数企画しています。
いずれも先着順となっておりますので、ご希望に添えない場合はご容赦ください。
☆☆企画展情報☆☆
低公害バスが走る1002号線沿線には、小田代原、西ノ湖、千手ヶ浜等絶好の写真スポットが点在し、自然美に魅せられ、多くのカメラマンが季節を問わず訪れます。その代表的な名所と時期を当館所蔵の写真を使って紹介いたします。
期間:2020年4月24日(土)~ 2021年7月12日(日)