緑も深まり涼しい風が吹く、初夏らしい陽気に包まれた小田代原。
展望台に到着するや否や、緑の中に鮮やかなサーモンピンクで圧倒的な存在感を放つレンゲツツジが出迎えてくれました。
今年は花数もまずまずで花単体でも、景色の一部としても十分に楽しめます。
小田代原周辺のレンゲツツジは見頃を迎えており、早い株では色褪せが目立ってきていました。ご覧になるのであれば早めが良さそう。
もちろん小田代原の花はこれだけではありません。
(西側)
(東側)
青紫色が美しいアヤメも花数が多くなってきていました。
(望遠レンズにて撮影)
小田代原の東西で咲き進み具合はそれほど変わらず、鉛筆のような蕾もまだ多かったのでこれからも花数は増していきそうです。
今後が楽しみですね。
また初夏の代表格であるハクサンフウロもボリュームアップ中!
毎年この花を見ると奥日光に夏がやってくるんだと実感させてくれる花です。
その他にもオオヤマフスマやアマドコロ、ハナニガナ、ウマノアシガタなど、歩いた時間としては1時間ほどですが、さまざまな花々と出会うことができました。
これからの時期によっては一度に30種類以上の花を見ることができる可能性がある、通称「花の小田代原」
そんな魅力的な小田代原のウォーミングアップ姿をのぞかせてもらったような日でした。(梅)
☆小田代原までは赤沼車庫から発着している低公害バスをご利用いただくのが便利です。クリンソウが終盤で何か他の花や景色が見たい…でもどこに行ったらいいか分からない…そんな方にもおすすめですよ☆