雨が降ったと思いきや、突然雲の合間から日が差したりと、不安定な天気が続く奥日光。
今日も例にもれず、天気がはっきりとしない小田代原はハイキングの方も少なく、穏やかな雰囲気に包まれていました。
人の声や気配がしない分、鳥のさえずりや葉に落ちる雨音がいつもより大きく耳に響いて心地良い。
森の音楽会を独り占めしているような、ちょっと得した気分でした。
そんな音楽会のステージを彩るかのようにアヤメが見頃でした。
まだつぼみも残っているのでしばらくはきれいに見ることができそうです。
(東側の群落)
雨に濡れ、まるで宝石のような雨粒で飾りつけされているアヤメに見惚れていると、不意に目の前を大きな影が横切りました。
カラスかな?と飛んで行った方向に目を向けると…
!?
フクロウでした!奥日光でちゃんと姿を見ることができたのは初めて。(飛んでいく後ろ姿などは見たことがありましたが…)
感動でしばらくその場に立ち尽くしてしまい、奥日光の森に本当に生息しているのだなと改めて強く実感しました。
嬉しいサプライズも見せてくれた小田代原。
いつ・どんなときに訪れても新しい発見や出会いができる楽しい場所です。(梅)