<お知らせ>
新型コロナウィルスの影響に伴い、9月30日までの緊急事態宣言期間中、栃木県立日光自然博物館をはじめ当社管理施設を当面の期間臨時休館とさせていただいております。低公害バスの運行も見合わせといたします。
臨時休館中もお電話は受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の奥日光、天気は晴れ。気温は16℃(8:00時点)
※この記事の自然情報は9月7日時点のものです。
今回は奥日光のシンボルである男体山に行ってきました。男体山は中禅寺湖の北側にある標高2486mの火山です。高低差1200mの道を片道約4時間かけて登りました。
奥日光には2000m級の山が複数ありいくつか登ったことがあるのですが、今回はかなりハードな道でした。しかし、道中では山地~高山に生育する植物たちが見られ、疲れを癒してくれました。
(ヤマハハコ) (フジアザミ)
大きい岩がゴロゴロした段差の大きい場所や滑りやすい場所を慎重に歩きながら、時々植物に癒されながら、
やっと山頂に到着。そこには圧巻の景色が広がっていました!
辺り一帯に雲海ができていました!遠くまで雲が広がっていてボコボコした雲が波のよう。まるで雲の大海原でした。また、雲海の果てをよく見るとなんと富士山の山頂が見えたんです。絶景を眺めながら食べるお弁当はいつもより何倍もおいしかったです!
また山頂では私の大好きな高山植物に出会えました!
今回出会ったのはウスユキソウという植物です。苞葉という葉が変化した部分が白い毛に覆われており、その姿がまるで薄雪が積もったように見えることからこの名前が付きました。
高山植物は低い気温、貧栄養、雪、強風、岩場など厳しい環境下でもたくましく生きる力を持っていますが、小さい花が多く、儚げな印象を与えるものもあります。
理由はいくつか考えられていますが、強風の多い高山では小さい方が有利と言われています。また、花を咲かせることには膨大なエネルギーが必要なため、栄養が少ない高山では小さい花が生き残ったと考えられています。
小さな姿からは想像できないたくましさ。このギャップがとても魅力的なんです!皆さんにもぜひ高山植物の魅力を知ってもらいたいです!(渋)
YouTubeにも動画をあげました。ぜひご覧ください。
★★イベント情報★★
少人数での実施、スタッフの体調管理やツアー中のマスク着用、お客様を含めた密集防止、手指消毒の適宜実施等、感染症対策を取った上で、自然を満喫できる各種ツアーを多数企画しています。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で内容・開催日程を変更する可能性があります。ご了承ください。
いずれも先着順となっておりますので、ご希望に添えない場合はご容赦ください。