日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2021.10.02
奥日光紅葉スポット ~低公害バス編~

今日は気持ちのいい快晴だったので朝から外に出たくてうずうずしていました。

今回は市道1002号線を通る低公害バスを利用して見に行ける紅葉スポットをご紹介します。

 

①小田代原

スタート地点の赤沼車庫から約12分。戦場ヶ原の隣にある小田代原では、足元の草紅葉が見頃を迎えています!青空の色と草紅葉の赤が良いアクセントになっています!霜が降りてあっという間に葉が茶色くなってしまうこともあるので、来られる際はお早めに。

草紅葉を自然解説員の深かったり面白かったりする解説つきでハイキングするイベントもありますよ!

 

 

②西ノ湖

低公害バスで追加10分+徒歩30分で到着!

色付くのが早いもの、濃い赤紫のヤマブドウの葉、鮮やかな赤橙のカエデの仲間、そして奥の岸にはたわわに実ったズミの赤い実が、彩りを見せていました。

西ノ湖を取り囲む山肌の木々は、ほんのり色が抜けてきているところ。見頃となるにはまだ1週間以上かかりそうです。

 

 

③千手の森歩道

西ノ湖から千手ヶ浜までの森、千手の森歩道は、まだまだ緑色が圧倒的。

 

・・・かと思いきや、

眩しいほど鮮やかな黄色のミズナラが見られることも。そしてミズナラは黄葉が一気に進む&見頃が短い!ので油断禁物です。

冷え込む日が続けば、1週間後あたりには黄色の森が広がっているかも!?わくわくします。

(ちょうどその辺りに開催するハイキングツアーもあります♪

 

 

④千手ヶ浜

バスで赤沼から30分、西ノ湖から千手の森歩道経由で歩くと小1時間の千手ヶ浜。台風一過のスカイブルーが眩しい!絶景!

紅葉の気配は薄めです。でも、ちょっと目を遠く&高くにやると。

 

中禅寺湖南岸方面、標高1,800mあたりの尾根が、赤やオレンジ、黄と、カラフルになってきているのが見えました。

紅葉前線はだいたいこの高さにいるようです。

 

 

 

○おまけ・西ノ湖入口

道のすぐ左脇に立っているカツラの、わたあめのような、砂糖醤油のような、美味しそうなにおいがたまりません。

紅葉がはじまると強く香ってきて、葉が落ちてからもしばらく楽しめます。奥日光では、街なかでも、山道でも、色々なところで出会えますので、ぜひひと嗅ぎを。

(渋&山)