本日は戦場ヶ原の様子を見に行ってきました。(8/23)
お盆が過ぎ、最近の戦場ヶ原では気温が25℃まで届かない日が多くなっています。
そんな戦場ヶ原で感じられた秋の気配をお届けします!
三本松駐車場を出発し、光徳入り口から戦場ヶ原へ向かいます。
戦場ヶ原の木道沿いや行動沿いでは赤みがかったカンボクの実がなっていました。意見サクランボのような見た目でおいしそうですが、食べるとかなり渋く、とても食べられないそうです。これから秋に向けてさらに赤くなっていきますが、うっかり食べてしまわないようにご注意!
光徳入口から5分ほどは木道が無く、所々ぬかるみがあるので、歩きやすい靴で歩くことをお勧めします。
10分程歩けば一気に視界が開け、北戦場と呼ばれる場所に到着します。
きつね色に色付いた葦原が風に揺られて涼しげな雰囲気が漂っていました。
木道沿い下の方に目をやると、たくさんの花が咲いていました。
白くよく目立つこの花はウメバチソウ。まつ毛のように広がる黄色い線状のものは雄しべではなく、仮雄しべといいます。その付け根には蜜のようなものがあり、虫がよく訪れるようです。
特に目を引いたのはリンドウの仲間!種類についてはオヤマリンドウかエゾリンドウか判別がつかず…。
他にはアキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウなどが見られ、秋の始まりを感じることができました。
戦場ヶ原の他の地域でも、スゲ類が黄色く色づき、全体的に秋の気配がする戦場ヶ原でした。
ぜひ、一足早い秋を感じに戦場ヶ原に来てみませんか?(鈴)
※お知らせ※
戦場ヶ原工事の様子です、青木橋の先では新しい木道を作っている最中で、赤沼へと通り抜けができないのでご注意ください。
工事の期間は9月30日までの予定ですが、天候などによっては長引く可能性もありますので、詳細が分かり次第情報をTwitter,
InstagramなどのSNSや、当館HPで発信していきます。