最近曇りや雨などパッとしない天気が続いていた奥日光ですが、ここ数日は秋らしい青空が広がっています。今回はそんな好天の中、西ノ湖に行ってまいりました。
入口の外山沢にかかる橋を越えると林の中に白いお花畑が広がっていました。
正体はシロヨメナという晩夏から秋にかけて咲くお花です。
一輪一輪は小さなお花ですが、まとまって咲くと明るい林と相まってなかなか美しい風景を作り出しています。
そしてシロヨメナに混じって紫色の花も目に留まります。
こちらも晩夏から初秋にかけて開花するノコンギクというお花。
実はこのお花、肉眼でみると美しい淡い紫色なのですが、写真で見るとなかなかその美しさが伝えられません。
是非肉眼で見てもらいたいです!
さらに進んで行くとまさかの出会いが、、、
なんと立派なミヤマクワガタが!!
よく見ると前足の符節が無くなっており、短い夏を懸命に生き抜いたんだなと感傷に浸ってしまいました。
そんな出会いもありつつ西ノ湖に到着!
行く時々によって水量の変化が激しい西ノ湖ですが、今回はかなり少ないです。
荒涼とした岸の奥に水が溜まっている様子はまるでオアシスと言ったところでしょうか。
水量が多い西ノ湖も良いですが、少ない今も風情があっておススメです!!
さらに、足元に注目すると
イトキンポウゲが残っていました。
西ノ湖の水際に咲く華凛な夏の花ですが、花数もある程度あり、あと一週間ほどなら見ることが出来そうです。
秋めいてきた奥日光ですが、秋の景色の中に夏を見つけるのも自然の楽しみ方の一つですね!!(福)
今回訪れた西ノ湖は低公害バスを利用することで簡単にアクセスすることが出来ます!低公害バスについてはこちら
バス停から西ノ湖まで往復ほど1時間ほどです。また、途中大きめの石がごろごろしている歩道があるので訪れる際は足元にご注意ください。