奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は晴れ、気温は17℃。（8:00時点）※下記の情報は9月18日（日）時点のものです。
前回のブログでお知らせしたとおり、戦場ヶ原の工事通行止めが解除されました。
そこで、今回はお知らせではなく、じっくり初秋の戦場ヶ原を堪能してきました！
この日はあいにくの雨でしたが、いつもより色が濃く見えたり、山にかかる霧が作り出す風景など、雨の日ならではの戦場ヶ原を楽しむことができました。
赤沼の入口から青木橋へと40分程歩いて行きます。雨でぬれた木道は滑りやすいので注意が必要です。
入口付近や、湯川の対岸はまだミズナラが青々と茂っていますが、木道の周辺はというと、、
こんな感じ！木道沿いにはズミが多く生えていて、木についた葉っぱは緑から黄色へ変化し始めていて、木道上には落ち葉が散らばっていました。葉の色が変化するとともに、実も赤く熟し始めています！
やがて葉を落として実だけになる時期には、野鳥が熟した実を求めて集まります。
他にも赤い木の実では、前回のブログで登場したカンボクがありますが、とても苦く、鳥にもあまり人気がないそうです。とはいえ、葉っぱが落ちてさみしい季節にも彩を与えてくれる、なくてはならない存在ですね。
この時期ならではの彩りを感じながら、30分程歩くと、改修箇所の展望台が見えてきました！
改修された木道は雨に濡れて、ワックスがけしたようにピカピカです。そして、5月以来の展望台からの風景にご対面です！
目の前の景色は遮るものがほとんどない広大な湿原です！地に生える草は緑、黄金色、赤と、グラデーションになっていて、とても綺麗でしばらく見とれてしまいました。
私は今年の4月から奥日光に来たため、展望台からの眺めを少ししか見れておらず、約半年たった今、改めて戦場ヶ原の景色を見て、初めて見た時のような感動を、再び味わうことができました。
展望台を越えて5分程歩けば、湯川にかかる青木橋に到着します。展望台から青木橋までの区間が開通したことで、湯滝、小田代原、光徳の各方面へ、通り抜けることができるようになったので、これからの季節たくさん歩き回りたいと思います。
今回は戦場ヶ原で初秋ならではの彩りや風景を楽しむことができ、木々の紅葉が始まる今こそ、個人的にベストシーズンなのでは！？と感じました。
これからの季節、朝晩は気温が一桁になることもありますので、防寒着などを持ってお越しください！(鈴)
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★★イベント情報★★
少人数での実施、スタッフの体調管理やツアー中のマスク着用、お客様を含めた密集防止、手指消毒の適宜実施等、感染症対策を取った上で、自然を満喫できる各種ツアーを多数企画しています。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で内容・開催日程を変更する可能性があります。ご了承ください。
（いずれも先着順となっておりますので、ご希望に添えない場合はご容赦ください。）
☆☆企画展情報☆☆
企画展「これに出会いたい！奥日光のとっておき２４～秋・冬編～」 開催！
奥日光で活動するインタープリターならではの視点で、「奥日光のとっておき」をご紹介します。美しい景観だけではなく、その瞬間にだけ見られるものや、植物、動物など、秋・冬のいろんな魅力がギュッと詰まっています。
期間：2022年9月10日（土）～
