奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は晴れ、気温は-3 ℃です。※下記の情報は1月4日(水)時点のものです。
年明けすぐの奥日光各地の様子を今回は紹介します。
行ったのは、歌ヶ浜、竜頭滝、湯ノ湖の三ヵ所です。
まずは歌ヶ浜から。
街路樹にかかった水飛沫が凍りつき「しぶき氷」ができますが、手すりや街路樹には氷はついていません。
手すりから湖側の壁面には立派なしぶき氷ができています。
ゆっくり凍っていくことで透き通った透明な氷ができます。
自然が作り出す氷の芸術ですね!
ただし、歩道は雪に覆われていて意見普通に歩けそうですが、実は凍っていてツルツルです。
また、湖へ降りられる階段の下でもしぶき氷ができていますが、近寄ると滑って怪我をする可能性もあります。
チェーンスパイクなどの滑り止めが必須で、階段下に降りずに楽しむのが無難です。
次は竜頭滝。
滝が氷に覆われトンネル状になり流れが見えなくなりますが、
この日はまだ縁に氷ができ始めている程度でした。はたしてトンネル状になるでしょうか?
そして個人的にオススメなのが、橋から見下ろした滝下部分。
美しい流れと氷を楽しめますよ!
滝の中腹も滑らかな滝の流れと氷を楽しめます。
ここでは先客がのんびりとお食事中でした。
冬はもふもふのニホンザルが見られます。とっても可愛いですよね。
ただし、逃げないからと言ってうかつに近づいてはいけません。
人を怖がらないサルは襲ってくる可能性もあります。
遠目に観察するに留めましょう。
中腹まで上る階段は通ることはできますが、非常に滑りやすく部分的に段差が埋まりスロープ状になっています。
歩く際は滑り止めの利く靴がおすすめです。
最後に湯ノ湖。
湖の7割程度は凍結していて、凍っていない部分にカモたちが集まっていました。
ヒドリガモやオオバンがほとんどで、
オオバンは凍っているところを上ったり下りたりしていて、特徴的な足も見られました。
何を考えているのでしょうか?動きを見ていると面白いですね♪
今回は3カ所から奥日光の様子を紹介しました。
湖の凍結やしぶき氷、氷瀑など、厳しい寒さの中で生まれる美しい氷の世界を見ることができる奥日光。
湯元周辺では、すでに60㎝以上の積雪もあり、スキーやスノーシュー、クロスカントリースキーを楽しむことができます。
路面の凍結によるスリップや積雪によるスタックなど様々な注意が必要ですが、準備を万全に、奥日光の冬を楽しみにお越しいただければと思います。
(Hori)