奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は晴れ、気温は-3℃。(9:00時点)※下記の情報は3月1日(水)時点のものです。
3月。奥日光はまだまだ冷えるものの、刺すような寒さの日は減り始めてきました。
今回は歌ヶ浜駐車場から、狸窪付近までの中禅寺湖南岸沿いを歩きました。
往復約3kmの今回のコースですが、歩道にはほとんど積雪は無く、防寒ブーツのみでも歩けるほど。
勿論、歩道外や日陰では一部積雪や凍結が見られますので、スニーカーなどでの歩行は厳禁。防寒ブーツ等でお楽しみください。
※現時点でのコース状態です。今後の降雪や冷え込みによっては再度積雪・路面凍結の可能性もございます。お越しになる際は天候や気温のチェック・無理のない範囲での散策をお願いします。
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歌ヶ浜から湖沿いを10分ほど歩くと、各大使館別荘公園が見えてきます。
こちらは3月末まで冬季閉鎖中のため、現在は中をご覧いただくことはできませんが…
扉が閉まった状態の外観もこれはこれでオシャレ。
ある意味冬限定の風景なのです。
ここからの中禅寺湖の眺めも最高!併せてお楽しみください。
雪が融けて、一部地面が見えてきた森側では、地面に蜂の巣の一部が。
さすがに住人(住蜂?)はいませんでしたが、古巣が雪や風などによって飛ばされてきたのでしょうか。
近くの木でも、しっかりと形が残った状態で古巣がぶら下がっていました。
葉が生い茂る前の今ならではの発見!と思いつつも、冬以外の季節はやはりハチへの注意が必要ですね。
再び湖側。湖面では水鳥の姿が多く見られました。
中禅寺湖南岸は、風が当たらない箇所が多いのか、水鳥が身を寄せ合っている光景をよく見かけます。
間近ではないけど、歩きながら水鳥も楽しめる。個人的にお気に入りな野鳥観察スポットです。
そんな水鳥たちの中に、今日はひと際目立つ白い塊の姿が…
正体はなんと白鳥!くちばしの黄色い模様から判断するにコハクチョウでしょうか。
過去には、2.3年に一度くらいの感覚でやってくることが多かったようですが、ここ数年は少ないながらも、冬の間だけ居つく個体を毎年見かけます。
今回見かけたのは一羽のみでしたが、他の水鳥たちと一緒に固まっており、まるでお供を側に従えた水鳥の親玉のよう。
よく見ると周りの水鳥たちは、首の長いコハクチョウが採った水草のおこぼれをちゃっかり頂いているようでした。
うーん。尚更親分っぽい…?
さすがに距離が近すぎたのか、堪らずオオバンに抗議するコハクチョウ。距離感は大事です。
何ともほほえましい光景ですが、そんな彼らもほとんどが冬鳥。
春の訪れとともに、奥日光を離れ各地へと旅立っていきます。
この日の気温は3℃。奥日光にしては暖かな気温の中、賑やかな湖面を眺めながら、次の冬までの別れに思いを馳せるのでした。(kobo)
追記:動画投稿しました。白鳥たちの食事の様子はこちらからどうぞ↓
★★★イベント情報★★★
日光自然博物館では、冬の奥日光をお楽しみいただくイベントを開催中!
おススメはまだ寒い森の中で隠れている生き物やその痕跡を探す
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