奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は、気温は℃。(8:00時点)です。
夏らしい気温が続くこの頃。しかし最近は、晴れていたと思っていたら急に天気が変わり雷雨を伴う激しい雨が降るなんて日も。快晴でも雨具は欠かせません。
今回は西ノ湖入口から歩きはじめ西ノ湖へ、その後千手ヶ浜を目指して千手の森歩道を歩きました。あいにくの雨だったものの、合羽等の雨対策をしっかりと行い出発!さて湖の様子は?
深緑色の綺麗な湖面が奥に見えるものの、水量は満水時の4分の1程度。
水量の増減が激しい西ノ湖ですが、なんだか今年は特に少ないように感じます。
しかし、乾いた地面では、雨にもかかわらずトノサマバッタがたくさん飛び跳ねており、
つかの間の渇水を楽しんでいるようでした。
そんな西ノ湖を後にして、今度は千手ヶ浜を目指し、千手の森歩道を歩きます。
辺りを木々に囲まれた歩道をしばらく歩いていると、少しの間ですが雨がやみ、晴れ間が射してきました。
木々の隙間から差し込む木漏れ日がとっても美しく、これぞ雨の中のハイキングの醍醐味!
雨で少し下がり気味だった気分もすっかり元通り。
少し余裕が出てきたところで辺りを見渡すと、深緑に紛れて花が咲いていることに気づきました。
青くて独特な形が可愛らしいカリガネソウや
大きな黄色い花が目立つマルバタケブキなどなど
特にマルバダケブキは株とつぼみが多く、あと少しで一面黄色の花畑を楽しむことが出来そうです。
そんなマルバダケブキの花畑予定地を抜けて、千手ヶ浜に到着!
帰りは低公害バスを利用して赤沼へ。
ほとんど雨模様の今回でしたが、雨対策を行った上で、雨の中のお花見もなかなかオツなものですよ!(k)
【お知らせ・観察会情報】
標高約1400メートルに位置する戦場ヶ原の夏は平地と比べて一味違います!ネイチャーガイドと一緒に歩くことで夏の高原ならではの雰囲気や自然をより深く楽しむことが出来ます。平坦な木道をのんびり歩くのでご家族でも安心です!
●日時:令和5年8月毎土日(26、27日を除く)
午前の部 10:00~11:30 / 午後の部 13:00~14:30
夜の中禅寺湖周辺で、シカやエビなどの生きものを探したり、きれいな星空を眺めたり、時にはライトを消して真っ暗闇を体験したり・・・ネイチャーガイドと一緒なので暗闇も安心!夜の中禅寺湖畔を思いっきり楽しみましょう!
●日時:令和5年8月毎週金曜日 4日、11日、18日、25日 19:45~21:30
昼間は多くの人が歩く戦場ヶ原ですが、夜になると明かりが一つもない真っ暗闇です。懐中電灯をできるだけ使わずに暗闇で目を凝らし、ホタルやコウモリなどの夜行性の生きものを探したり、晴れた日には広大な夜の戦場ヶ原の風景とともに、満天の星空も楽しみましょう。奥日光の涼しい夏の夜、現代ではなかなか感じる事の出来ない原始の自然の雰囲気に浸ってみませんか?
●日時:令和5年8月毎週土曜日 5日、12日、19日、26日 19:30~21:00