中禅寺湖や戦場ヶ原ではまだ積雪は見られず、写真を見るだけでは冬だと感じずらいかと思います。
一方で、日本海側の気候の日光白根山周辺では、10月の上旬からすでに雪が何度か積もっており、今朝も新たに雪が積もっていたので積雪の具合を見に金精峠まで行ってきました。
まずは金精道路(栃木県側)の状況ですが、頂上付近は路肩に1~2センチの積雪があり、日陰では車道にもシャーベット状の雪が少し残っている状況でした。この先も雪予報が出ているので、これからの季節は金精道路ではスタッドレスタイヤは必須とお考え下さい!
さて、金精峠トンネルの横の駐車場から金精峠へ登り始めると、登山道上は2~3センチの積雪、思ったほどの量ではありませんでした。
ただ、まだ冬の始めではありますので、日中には雪の表面が融けて翌朝にそれが凍り付いて大変滑りやすくなる恐れがあります。金精峠までの道のりは足元が悪い箇所や急斜面が連続するので、特に凍結には注意が必要です。
そして駐車場から約30分で金精峠に到着しました。
風が強く寒くはありましたが、良く晴れていて絶景を望むことが出来ました!
金精峠の直下では吹き溜まりがあり、深い所では15cm~20cm近い積雪がありました。
遠目から見るとまだ雪が少ないからといって、簡単に行けるわけではなく、凍結や吹き溜まり、汗冷えによる低体温症などの危険が潜んでいます。冬山に出かける際は、考えられるリスクへの対策をしたうえで臨まないと、思わぬ事故につながってしまいます。皆様も安全に注意しながら、冬の奥日光の自然を満喫しましょう♪(鈴)