今回は中禅寺湖南岸の歌ヶ浜駐車場から狸窪まで歩いてきました。
1月になって冬も本格化!奥日光もどんどん寒くなってきました!!
と言いながらも今年は比較的暖かく、最高気温が0℃を超える日がほとんどです。
なので中禅寺湖の冬の風物詩「しぶき氷」も…
今のところ目立つものはできていませんでした。
とは言え、今後寒波による冷え込みも予想されているのでこれからに期待ですね。
しぶき氷はできていませんでしたが冬の中禅寺湖南岸の魅力はまだまだありますよ!
一見枯れ景色に見える森も良く見ると色々なものが見えてくるのです!!
枝先に小さなプロペラのようなものが重なっていますが、これはカエデ類の種子。
種になった後風に乗って遠くに行けるようにこんな形になっているのです。葉のある時期はなかなか目立ちませんが冬になり、枯れ景色になると目立ってきます!
その他にも、膝丈ぐらいの小さな木をよく見てみると…
綿毛のようなものが!
こちらはナガバノコウヤボウキの種子。ぼさっと開いた綿毛が可愛らしいですね。
さらに、頭上を見上げるとブナの木になにやら不自然な枝の塊が
これはツキノワグマがブナの実を食べた痕の「クマ棚」です。
こちらも木々に葉のある時期はなかなか見つけにくいものの、この時期になると見つけやすくなりますよ!
この時期の森は一見静かな枯れ景色に見えますが、そんな中でも目を凝らすと色々な見どころが隠れていますよ!
ぜひ、冬の南岸で探してみてはいかがでしょうか?
~歩道状況~
歌ヶ浜駐車場から狸窪にかけての遊歩道では所々凍結が見られました。
お越しの際はスノーブーツなどの滑りにくい靴に加えて、チェーンスパイクがあると安心ですよ。(福)