今日は湯滝から戦場ヶ原を通って赤沼まで歩いてきました。
今年は例年よりも雪が少ないことに加えて気温も高く、博物館周辺では昨日、一昨日と2日連続で最高気温が5℃を越えました。
湯滝もこの通り、周辺の斜面は土が露出しています。
森の中へ進んでいくと雪が残っていますが、5cmに満たない程で、階段や木道が顔を出し、少し歩きづらい足元でした。
戦場ヶ原の木道に出ると、日当たりの悪い箇所はザクザクと固くなった雪道もありますが、基本的には雪のない木道の上を歩く事が出来ました。
そんな木道を赤沼へ向かって進んでいると、木道が「キィキィ」ときしむような音が聞こえ、立ち止まってもその音はやみません。よく聞いてみると、すぐ傍の草むらの中から聞こえている。音のする方へ視線を移してみると、
なんとも可愛らしいネズミの姿がありました!今回のように鳴き声が聞こえる事は稀ですが、戦場ヶ原や小田代原では、ネズミがカサカサと動く音が聞こえる事があるので、耳を済ましながら歩いているとこんな可愛らしい動物に出会えるかも♪
赤沼付近では、南岸低気圧が接近している影響か冬はあまり見られない霧が発生しており、周囲の木々には霧氷がついて、男体山の周りはモクモクとイマイチ季節感のつかめない面白い光景に出会えました!雪が少なく冬らしくない奥日光ではありますが、逆に言えば貴重な体験がしやすいタイミングだったのかもしれないですね!(鈴)
雪情報
博物館周辺では14時頃からいい勢いで雪が降り始めました。この後明日の夕方まで大雪の予報となっています。倒木や路面状況の悪化などが起こり、事故の発生率も高くなりますので、明日だけは無理をして奥日光に来ない方がよさそうです。また、それに伴って今回紹介した歩道状況とは大きく変化することが予想されますので、最新の情報に注意してください。
追記(21日10:00)
昨晩まで降っていた雪は雨に変わり、雨が降っています。10cm弱の積雪がありましたが、雨と混ざってシャーベット状になっています。